シブヤをうろつくコピーライター。暑さと寒さにはめっぽう弱いぜ、おーいえーな「キヨぴち」さんの2014年を総括する3冊です!
Twitter: @kiyopichi
『幸福を見つめるコピー』 -岩崎俊一
岩崎さんは、ぼくがコピーライターを志すきっかけとなった人。『幸福を見つめるコピー』は、人としての「姿勢」を学んだ本です。
年末、この本を読み返していたところ、岩崎さんの訃報が飛び込んできました。気がつけば、今年でキャリア7年目。あたらめて初心に帰り、この本を指針にがんばっていこうと誓いました。
『はじめての編集』 -菅付雅信
菅付さん曰く、編集とは「企画を立て、人を集めて、モノをつくる」こと。つまり、本だけでなく、広告や音楽、映画など、すべての制作物が編集という行為によって生み出されている、ということになります。
5年、10年後もコピーライターとして生き残るために学び始めた編集。『はじめての編集』は、その第一歩となった大切な一冊です。
『手足をのばしてパタパタする』 -小山健
イラストレーター・小山さんが趣味で更新していた漫画ブログの書籍化作品。感性と脱力感がヤバイです。ずっとブログのファンだったんですが、なんせ細々と(失礼)更新されていたので、書籍化されたときはかなり昂りました。
媒体問わず作品を世に出すこと、そして続けることの大切さったら!同じくモノを作る人間として、見習わなきゃいかんと思いました。
2014年の総括
2014年は、人生をひとつ上のレイヤーにシフトするために、いくつかの「新たな試み」を始めた一年となりました。その中で、仕事にまつわる試みのきっかけとなった本を3冊挙げてみました。
プロのコピーライターという専門職ならではの3冊だったのではないでしょうか。『幸福を見つめるコピー』は、早速私も読んでみたいと思いました。