三省堂 辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2016』で2016年を代表する新語ベスト10が発表されました。
1位は「ほぼほぼ」、3位は「ゲスい」に決定。気になる2位は「エ○い」でした。2位なんだろう!!!!!編集長!!!
ということで、
辞書に載るかもしれない「今年の新語 2016」発表です!
新語の選定は一般からの公募を行い、応募総数は延べ2,834語、異なり1,182語でした。これらを辞書編纂のプロである選考委員が審査し、「今年の新語2016」ベスト10を選定しました。
選考理由として、言葉ネタが満載の選評を特設サイトに掲載いたしました。辞書に載るかもしれない「今年の新語 2016」の切り口と面白みを味わってください。
辞書を編む人が選ぶ2016年の大賞は「ほぼほぼ」!
ほぼほぼって昔から言われてたような!?選定には理由があるんです!あくまで「今年特に広まったと感じられる言葉」がメインとなり、他の流行語大賞とは異なるそうです。
その他、VRや神ってる、パリピなど新語
大賞 「ほぼほぼ」 3つの辞典で説明に特色がでています^^
ほぼ ほぼ [0]【《略略》・《粗粗》】(副) 問題となる事柄に関して、完璧だというわけにはいかないが、こまかい点を除けば、その人なりに全体にわたって妥当だと判断される様子。〔「ほぼ」の口頭語的な強調表現〕 「工事は━予定どおりに進んでいる/不正融資のからくりが━明るみに出された」
―『新明解国語辞典』風
ほぼ ほぼ(副)〔俗〕「ほぼ」をくり返して、気持ちを強めた言い方。「定員が―埋(ウ)まった」〔二十世紀末から例が目立ち、二〇一〇年代に広まった〕
―『三省堂国語辞典』風
ほぼほぼ〈副〉自分の見るところでは、かなり確実に、また、その程度までかなり近く。「締切までには―間に合うと思います・―八割がた完成です」[副詞「ほぼ」を繰り返したもの。「ほぼ」よりも話者自身の観点や期待がこもるぶん、話しているほうでは度合いを高めているつもりでも、受けとるほうからは不安に思われる場合もある]
―『三省堂現代新国語辞典』風
2位 はエロい!じゃないです「エモい」でした!
エモ・い [2] (形)〔emotionを形容詞化したものか〕 〔音楽などで〕接する人の心に、強く訴えかける働きを備えている様子だ。「彼女の新曲は何度聴いても━ね」
―『新明解国語辞典』風
3位 ゲスい
げす・い[ゲスい](形)〔俗〕ゲスな感じだ。下品だ。やりかたが きたない。えげつない。「―下(シモ)ネタ・―質問」〔江戸時代からあり、二十一世紀に はいって特に多く使われる ことば〕
―『三省堂国語辞典』風
4位 レガシー
レガシー〈名〉[legacy]あるイベントのためにつくった施設が、のちのちまで再利用できること。また、その施設。「五輪後の―になれるかを議論する」[英語本来の意味は、「遺産」「遺物」]
―『三省堂現代新国語辞典』風
5位以下
- 5位 ヘイト
- 6位 スカーチョ
- 7位 VR
- 8位 食レポ
- 9位 エゴサ
- 10位 パリピ
選外 神ってる
チャレンジ
IoT
▼5位以下の語釈は下記Webページに掲載されています。
http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/shingo2016/2016Best10.html#best05
▼「ほぼほぼ」は意外と古くからあった!?「ゲスい」は一種のリバイバル現象!?言葉ネタ満載の選評は下記Webページに掲載されています。
http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/shingo2016/2016Best10.html#senpyou