『タイタニック 』 - 俳優という将来の夢、生きる希望が生まれました。

人生を変えた1冊
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ニックネーム SIDEさん

 

 私は生まれつき髪の毛の色素が薄くて日本人なのに金髪でした。さらに顔立ちも日本人離れしているので子供の頃はよくいじめられました。公園に遊びに行けば石を投げられ頭に当たったり、砂をかけられたり、殴られたりしました。加えて、小児喘息やアトピーなど体も弱く外で遊ぶことや外に出ることが嫌いでした。3歳から6歳ぐらいまで毎日、死について考えていました。

 

そんなとき、たまたま親の買い物について行ったときにビデオコーナーで新発売された「タイタニック」の宣伝映像が流れていました。主演のレオナルド・ディカプリオさんが私と同じ髪の色だったのでつい気になってその後親に頼んで映画「タイタニック」を見ました。

 

3時間を越える長編映画であり、字幕で見たのにもかかわらず涙が止まらなくて7歳の私は衝撃を受けました。
映画の中でレオナルド・ディカプリオさんが演じるジャックがローズを助ける姿がかっこよく、レオナルド・ディカプリオさんが来日した映像を見たとき、大勢のファンに握手やサイン、写真を求められ、「レオ!」とニックネームで声をかけられている姿を見てこの人は国境を越えて人から愛されている人なんだなと思い、私に俳優という将来の夢、生きる希望が生まれました。

 

死について考えなくなりました。

 

「タイタニック」鑑賞以降、映画鑑賞が趣味になりそれを通して友人ができ、人生が少しずつ楽しくなっていきました。今、私はあのころからの夢を追い、大学卒業後芸能事務所に入って、デビューに向けて芸能活動をしております。映画「タイタニック」が私の人生を変えました。

 

– 映画「タイタニック」

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BIRDYナレッジチームは、教養・専門的な知識・歴史に関する特集・コンテンツや言葉に関する記事を提供します。

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