みなさん、『世界3大ファンタジー小説』ってご存知ですか?
世界三大珍味といえば、キャビア・フォアグラ・トリュフですね!
話を戻して、今回は、世界三大ファンタジー小説といわれる「指輪物語」「ナルニア国物語」「ゲド戦記」をご紹介します。
どれもすでに、映像化されていますので、映画から見るのもオススメです。
「指輪物語」ー ホビットが大活躍!
『指輪物語』(ゆびわものがたり、原題:The Lord of the Rings)は、イギリスのJ・R・R・トールキンによる長編小説で、「ホビットの冒険」の続編にあたります。
もともとは、児童文学ファンタジー小説として「ホビットの冒険」が、先に出版され、こちらのヒットをうけ、続編としては「指輪物語」が執筆されました。
「ホビットの冒険」は、小人型のホビット族が、魔法使いやドワーフたちとともに竜に奪われた財宝を取り戻すために、竜の住む山を目指す冒険ファンタジー物語。こちらも、映像化されています。
「指輪物語」は、構成は、三巻構成になっていますが、作者の元々の構想は「部」にあたります。
▼指輪物語 構成
第一巻:「旅の仲間」
第1部「影の帰還」 The Return of the Shadow
第2部「指輪の仲間」 The Fellowship of the Ring
第二巻:「二つの塔」
第3部「アイゼンガルドの反逆」 The Treason of Isengard
第4部「モルドールへの旅」 The Journey to Mordor
第三巻:「王の帰還」
第5部「指輪戦争」The War of the Ring
第6部「王の帰還」 The Return of the King
「ロード・オブ・ザ・リング」として映像化!
ピーター・ジャクソン監督による映画「ロード・オブ・ザ・リング3部作」「ホビット3部作」とどれもすばらしい映像と作品になっています。
映画「ホビット3部作」は、ホビットというより、ドワーフが主役!?と思えるくらい活躍します。見どころは、指輪物語とつながるホビットの「ビルボ・バギンズ」が、ゴラムやあの「指輪」との出会いの部分や、ロード・オブ・ザ・リングとつながる同じ魔法使いガンダルフやエルフたちのキャラクターたちです。
▼映画のホビット3部作のタイトル
第一部:ホビット 思いがけない冒険
第二部:ホビット 竜に奪われた王国
第三部:ホビット 決戦のゆくえ
「ナルニア国物語」- 兄弟が別の世界へ
「ナルニア国ものがたり」シリーズは、クライブ・ステープルス・ルイス(C.S.ルイス)の児童向けファンタジー小説です。C.S.ルイスは、イギリスの文学者であり、キリスト教の信徒伝道者というキャリアをもっています。
内容は、ナルニアを舞台に、20世紀のイギリスの少年少女(ペベンシー兄弟など)が、その異世界で活躍する物語。
▼ナルニア国ものがたりシリーズ
第一部:ライオンと魔女 (The Lion, the Witch and the Wardrobe,)
第二部:カスピアン王子のつのぶえ (Prince Caspian,)
第三部:朝びらき丸 東の海へ (The Voyage of the Dawn Treader)
第四部:銀のいす (The Silver Chair)
第五部:馬と少年 (The Horse and His Boy)
第六部:魔術師のおい (The Magician’s Nephew)
第七部:さいごの戦い (The Last Battle)
映画化された作品「ナルニア国物語」予告編
「ゲド戦記」 – 魔法使いが主人公!
アーシュラ・K・ル=グウィンの作品で1968年から2001年かけて出版された比較的新しい作品です。原題は、作品の架空の世界を意味する『Earthsea』(アースシー)。
英語圏におけるファンタジー作品の古典として『指輪物語』『オズの魔法使い』と並び称されるそうです。
第一部:影との戦い 原題:A Wizard of Earthsea
第二部:こわれた腕環 原題:The Tombs of Atuan
第三部:さいはての島へ 原題:The Farthest Shore
第四部:帰還 -ゲド戦記最後の書 原題:Tehanu, The Last Book of Earthsea
第五部:アースシーの風 原題:The Other Wind
ゲド戦記外伝:ドラゴンフライ アースシーの五つの物語 原題:Tales from Earthsea
太古の言葉が魔力を発揮する多島海(アーキペラゴ)、アースシーを舞台とした魔法使いゲドの物語。
スタジオ・ジブリによるアニメーション映画化「ゲド戦記」は第三部を映像化!
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