「知的財産」と「知的資産」

【違いのワカル大人になろう】どっち?の部屋

【違いのワカル大人になろう】どっち?の部屋シリーズ File No.001「知的財産」と「知的資産」

 

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知的財産とは?

知的財産とは、人間が作った(考えた)形のない(知の)財産です。人間のアイデア・発明・創作したものや、営業上の信用を表した標識などの経済的な価値を有したモノを指します。大きく3つに大別されています。

1)「知的創作物(産業上の創作・文化的な創作・生物資源における創作)」
2)「営業上の標識(商標・商号等の識別情報・イメージ等を含む商品形態)」
3)「それ以外の営業上・技術上のノウハウなど、有用な情報」

 

知的資産とは?

知的資産は、知的財産より大きな括りです。形のないアイデアや発明といったものだけではなく、企業がもっている人材、技術、組織力、顧客とのネットワーク、ブランド等の目に見えない資産。企業の競争力の源泉となるモノ。

特許やノウハウなどの「知的財産」だけではおさまらない組織や人材、ネットワークなどの企業の強みとなる資産を総称する幅広い考え方です。

 

図にすると、こんな感じ

 teigi_bunrui

出典:経済産業省

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BIRDYナレッジチームは、教養・専門的な知識・歴史に関する特集・コンテンツや言葉に関する記事を提供します。

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