「図書館戦争」スペシャルドラマ、2015年秋放送、続いて、映画は10月10日に公開されます!
今回は、そのスペシャルドラマの紹介です。
映画「図書館戦争」って?
累計400万部突破のベストセラー、待望の実写化!本格アクション×ラブコメの王道エンターテインメント!
あらゆるメディアを取り締まる法律「メディア良化法」が施行され30年が過ぎた日本。 公序良俗を乱す表現を取り締まるために武力も厭わぬ検閲が正当化されていた。 そんな時代でも読書の自由を守るため、検閲に対抗すべく生まれた図書館の自衛組織「図書隊」に笠原郁が入隊する 。高校時代に自分を助けてくれた、顔も覚えていない図書隊員の“王子様”に憧れての入隊だった。 堂上篤はことあるごとに厳しく指導する鬼教官で、郁の憧れの王子様のことも「あさはかで愚かだ」とバッサリ。 激しく反発する郁だが、堂上は突き放しながらも絶妙のタイミングでフォローを入れつ郁を育てる。 その厳しい訓練のおかげか、郁は女性初の図書特殊部隊に配属される。
見どころ
図書館戦争プロジェクト始動!!ドラマスペシャルが放送決定!!
本を読む自由を守るために銃器を手にしてまで抵抗する、図書隊員の熱き姿を描いた「図書館戦争」シリーズ(有川浩/角川文庫刊)。累計570万部を超えるベストセラーは多くのファンを獲得し、アニメ、コミック、実写映画、とメディアミックスを広げた。2013年に公開された実写映画「図書館戦争」の大ヒットを受けて、“図書館戦争プロジェクト”が始動。
すでに2015年10月10日公開で映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』がスクリーンに帰ってくることが発表されている。加えて、この秋にTBSテレビでドラマスペシャル『図書館戦争 BOOK OF MEMORIES』を放送することが決定した。
図書隊に打撃を与えるため、本を読むことを通じて育ちつつある小さな恋を利用しようとする者たち。図書隊の面々は彼らに立ち向かうことで、誰もが“自由に本を読むことの出来る喜び”を得る権利があり、それを守る意義に改めて気づいていく・・・。
岡田准一を始め、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、栗山千明、石坂浩二らキャスト、スタッフは映画と同じメンバーが集結。それに加え、福士演じる手塚光の兄で、榮倉演じる郁に近寄る謎の男性・手塚慧役に松坂桃李、栗山千明演じる柴崎麻子が心魅かれる学芸員・朝比奈修二役に中村蒼、田中圭演じる小牧の幼馴染で聴覚障害のある女子高生・中澤毬江役に土屋太鳳という豪華な出演陣がこのプロジェクトに参加し、さらに熱い闘いを繰り広げる。
図書隊員たちの日常、恋、そして信念を持った闘い・・・原作の持つ魅力がたっぷりドラマに詰め込まれる
(出典:http://www.tbs.co.jp/toshokan-sensou-drama/)
あらすじ
関東図書基地で図書特殊部隊(通称・タスクフォース)に所属する笠原郁(榮倉奈々)は、検閲で取り上げられそうになった大事な本を取り返してくれた図書隊員を追って戦闘職であるタスクフォースとなった。堂上班に配属され、鬼教官である堂上篤(岡田准一)の罵倒にもシゴキにも耐え、顔も覚えていない“王子様”を捜している。なのに、なぜか堂上のことが気になり始めている自分に戸惑いも感じる日々。
ある日、郁は図書館で聴覚障害のある女子高生・中澤毬江(土屋太鳳)と知り合う。毬江は堂上班の先輩・小牧幹久(田中圭)の幼馴染で、小牧にお薦めの本を教えてもらって読んでいるという。毬江の中に小牧へのほのかな恋心を感じ取った郁。その頃、図書館の窓口業務をする柴崎麻子(栗山千明)は、朝比奈修二(中村蒼)と名乗る学芸員の男性と頻繁に会うようになっていた。麻子のことが気になっている手塚光(福士蒼汰)は複雑な心境だ。
そんな時、小牧が検閲機関である良化隊に突然身柄を拘束される。小牧が毬江に薦めた本が障害者に配慮しておらず不適切だったというのだ。理不尽な理由で小牧は連れ去られ、堂上や郁ら図書隊員たちは怒りを覚える。
(出典:http://www.tbs.co.jp/toshokan-sensou-drama/)
「図書館戦争」で抑えておくべき用語!
1)メディア良化法
人権を侵害する表現や公序良俗を乱す表現を規制する法律。実質上、本・テレビなどのメディア検閲の合法化となる。
武力行使もいとわないメディア良化法を運用するのは法務省メディア良化委員会。また、代執行組織として「良化特務機関」が存在する。
2)図書館法
メディア良化法とほぼ同時期に成立。通称「図書館の自由法」。第4章「図書館の自由に関する宣言」を立法化。それにより、図書館だけが検閲に対抗できる法的根拠をもつ組織となった。
3)図書隊・図書特殊部隊
本を読む自由を守るために生まれた自衛組織。図書隊防衛員の中から、選抜されたもので編成されるのが「図書特殊部隊」。
4)はじまりの国のさいごの話
小学生のシンイチが、7人の小さな神様たちが住む「はじまりの国」で仲間とともに冒険する全21巻シリーズの最終巻。残酷な内容が検閲対象とされるが、実際は、意見単一化をめざす国政とは反する「個性化」のテーマが検閲対象となる。
参考資料:http://toshokan-sensou-movie.com/lw/keyword/index.html
キャストのコメントも!
●岡田准一さん(堂上篤役)
図書館戦争の続編は映画だけではなく、ドラマもあります。原作ファンの方のみならず、初めて観ていただく方にも楽しめるようになっていると思います。新キャストの方々も加わった、図書館戦争の世界を是非楽しんで下さい。
●松坂桃李さん(手塚慧(さとし)役)
今回、シリーズ二作目からの参加になるのですが、主演の岡田准一さんをはじめのキャストの皆さん、佐藤組のスタッフの皆さんの多くが、以前一緒にお仕事をした方たちばかりだったので、変な緊張もなくスッと入ることが出来ました。新しい登場人物の手塚慧として、本作のいいスパイスとして存在出来たらと思っております。
●中村蒼さん(朝比奈修二役)
大きな作品のプロジェクトに参加できてとても嬉しく思っています。完成されたところに入るのはとても緊張しますが、現場の雰囲気が素敵で、居心地がよかったです。映画にも繋がる大切なドラマなので多くの方に観てもらいたいと思います。
●土屋太鳳さん(中澤毬江役)
「本があるからこそ出会える未来があるんだ…!」と感動した「図書館戦争」。その世界に生きることが出来て、とても幸せです。実は高校生の頃、図書館で出会い何度も読んだ本が、原作に登場する、毬江ちゃんの愛読書と同じ本でした。聴覚を失う厳しい演技は本当に難しいですが、私の家族が毬江ちゃんと同じ突発性難聴で右の聴力を失っているので、一緒に歩んだ家族としても、誠実に心をこめて演じました。見守って頂けたら嬉しいです。
●原作者・有川浩さん
「図書館戦争プロジェクト」の全貌を、『図書館戦争』を愛して下さっている皆さんにお伝えできる日を、誰よりも心待ちにしてきたのは私だと思います。映画続編とスペシャルドラマ。『図書館戦争』という作品を、簡単には成立し得ない一大プロジェクトにしてくださったキャストさんスタッフさん、そしてお客 様には感謝しかありません。松坂さん、土屋さん、中村さんをはじめとする新 キャストの方々が、映像化をさらに魅力的なものにして下さると確信しています。皆さんと一緒に、このプロジェクトを思う存分楽しめたらと思います。
●辻本珠子プロデューサー
“映画『図書館戦争』の彼ら、彼女らにまた会いたい!”大勢の方々にそう思って頂いたことで、今回、ドラマスペシャルから続編映画へと大展開していくプロジェクトが始まりました。 岡田准一さん、榮倉奈々さんをはじめとする、前作同様の豪華キャスト陣に加え、注目の新キャストも加わりました。幅広い役柄に挑戦し続ける松坂桃李さんには、今までのイメージにはない「知的な悪役」を是非一度見てみたいと思い、今回の手塚慧役をお願いしました。また、土屋太鳳さんのみずみずしい存在感、愛らしさ、演技力には、かねてから注目しており、現在放送中の朝ドラ『まれ』のオーディション前に本作品のオファーをしました。中村蒼さんも演技力に高い評価を受けており、若手俳優陣の中でも落ち着いた雰囲気の纏う方です。 頼もしくて愛らしいキャラクターたちの姿を、映画版・ドラマスペシャル、どちらも同じスタッフ・キャストで描いていきます。この秋、図書館戦争プロジェクトをぜひ楽しみになさってください。
(出典:http://www.tbs.co.jp/toshokan-sensou-drama/)