少年ジャンプ黄金期の代表であり、今でも世代・国を超えて根強く愛されるドラゴンボール の作者鳥山明先生。
今回は、鳥山明ワールドが堪能できる極上の短編作品を4つご紹介します。
ドラゴンボール前夜!?『銀河パトロール ジャコ』
宇宙船で地球にやって来た銀河パトロールの隊員「ジャコ」と地球人の頭のいいおじいちゃんとヒロイン的存在「タイツ」とのふれあいとギャグ&おちゃめ要素たっぷりのドタバタスタトーリー。全1巻。
ドラゴンボール・エピソードゼロといっても過言でもない本作。週刊少年ジャンプ創刊45周年記念と作品として短期連載されました。各話のタイトルに「DB-○○(残りの話数)」の表記がされ、話数に「10+1」という分母がついている憎い演出。
また、2015年には劇場アニメ『ドラゴンボールZ 復活の「F」』にジャコがゲスト出演するというスペシャルなおまけも!!!
戦車がかっこいい『サンドランド』 ―RPGのような3人の冒険が最高
鳥山明先生が、老人と戦車を描きたいということからはじまり、連載された秀作。全1巻。
悪魔の王サタンの息子である悪魔の王子「ベルゼブブ」、人間の保安官で初老の男「ラオ」 物知りな魔物で盗みが得意の「シーフ」かなり臆病の3人が、魔物も人間も慢性の水不足にあえぐ砂漠世界で、 幻の泉をみつけだす旅にでます。その結末は!?
カジカ ―初期ドラゴンボールを彷彿とさせる王道冒険譚
キツネの尻尾と耳を持つ身体となったカジカと、キツネ「ギギ」 (キツネの魂)の冒険譚。キツネの呪いを解くために、千の命を助ける旅に出た少年・カジカとギギ、とある事件で、少女・ハヤから世界で最後の竜のタマゴを預かる事になってしまい・・・ 全1巻。
おちゃめかわいい120%『ネコマジン』 ―フリーザの息子も登場しちゃうパロディ漫画
ネコのような奇妙な生き物、ネコマジンが活躍するギャグ漫画。全1巻。
ネコハメ波だけでも見る価値あり!!孫悟空やベジータ、魔人ブウ(ミスター・ブウ)も登場し、フリーザの息子(?)、クリーザという超おちゃめ凶悪なキャラクターも登場。ネコマジンが可愛すぎる×100。猫好きには一層たまりません。
ネコマジン
世界中に100マジン(ネコマジンを数える単位は「マジン」、人間でいう – 人に値する)ぐらいいて、そのうち28マジンが確認されている。「ちょっとだけ魔法が使えるネコのようななにものか」とされている。
猫の品種ごとにネコマジンがいるらしい。その生態は不明だがほとんどは田舎で呑気に明るく暮らしている。大抵は魔法といっても大したことはなく、「みけ」以外の「Z」と「ミックス」はむしろ格闘技術に優れている。
「Z」は特にその傾向が強く、ウサマジンによればネコマジンの中で一番強いという。 多くのネコマジンは軽い性格だが、中にはネガティブな者や静かで知的な者もいる。また、ネコマジン種全体が強い力を持っている。もともと人間より古くから地球にいた種族で、中にはその頃から生き続けている者もいるほど長命。 『Vジャンプ』連載のとよたろうの漫画『ドラゴンボールヒーローズ Victory Mission』では「ネコマジンV」が登場する。大抵は魔法や格闘技術に優れていることが多い中、そのどちらでもなく『ドラゴンボールヒーローズ』を得意としている珍しいネコマジンとなっている。(出典:WIKIPEDIA)