【累計発行部数５０００万部を突破ガラスの仮面】美内すずえ先生の漫画家ヒストリー

「サンテ４０」の電車広告や花王の「ブローネ」のＴＶＣＭとのコラボで目にすることも多いはず！累計発行部数５０００万部を突破した、少女漫画の金字塔として有名なあの「ガラスの仮面」が今年連載４０周年を迎えます。

今回は、その大ベストセラー作家、美内すずえ先生の漫画家ヒストリーです。

関西生まれ！美内すずえ先生の作家プロフィール

美内すずえ（1951年2月20日 – ）さんは、兵庫県生まれ、大阪府大阪市西区九条出身の65歳です。

実家は理髪店で、幼少時代はよく映画を見に行った美内さん。中学時代に貸本屋で手塚治虫などの漫画に熱狂するも母親にそれを禁じられ、自分自身で漫画を描き始めるようになりました。こんなところはお芝居に夢中になってしまうガラスの仮面の主人公、マヤにそっくり？

16才の時、高校生漫画家としてデビュー！！

1967年、「山の月と子ダヌキと」で集英社「別冊マーガレット」で金賞を受賞し、高校生漫画家としてデビューしました。以後、「13月の悲劇」「はるかなる風と光」等、次々に意欲作を発表し、人気漫画家となります。

あの名作が誕生！！とにかく読みだしたら止まらない…

1976年から連載の「ガラスの仮面」（白泉社）は開始当初より超ベストセラーとなり少女漫画史上、空前のロングセラー作品として、各界から絶大な支持を受けました。

「何の取り柄もない」と母に言われ続けて育った１４歳の少女、マヤ。しかし、演劇に関する天才的な才能を往年の大女優・月影千草に発掘され、数々の舞台に立ちながら成長していく演劇ドラマ！

今までにＴＶアニメ化、ドラマ化、舞台化されています。

いつ完結・・・！？「死ぬまでには終わらせて！」待ち望むファン

『ガラスの仮面』は、1976年の連載開始以来、いまだに連載が続いている生きるレジェンド作品。

しかし、2012年10月にコミックス49巻が出てから4年近く経ち、最新50巻の発売が延びに延びており、昨年いまだどうなるか分からない状況。そんな状況のさなか美内氏が今年2月、『ガラスの仮面』と新宿高島屋がバレンタインのチョコレートでコラボすることから、同店内でトークショーを開催。そこで、現在の状況について言及がされました！『何度も描き直しています。最新のものを描いているところです』と、苦労して試行錯誤している様子を発表。

http://www.excite.co.jp/News/anime_hobby/20160215/Otapol_201602_post_4821.html

マヤはライバル・亜弓に勝ち、演劇界の幻の名作・紅天女を演じることができるのか？！続編を首を長くして待ちましょう。

ガラスの仮面以外の作品も秀逸です！

ほんの偶然から降り立った地下鉄角宮駅。その駅に出入り口をもつ帝国堂デパートへ忘れものをとりにいったまま戻らず、怪死体となって発見された親友。秋本つばさは謎を解明しようと閉店後のデパートに潜入する。そこで彼女が見たものは──!? 霊能力者の九曜久秀の協力も得て、おそるべき謎の正体がしだいに明らかになるが……。千年もの長い時を生き続ける“妖鬼妃”とは!?

白泉社文庫の傑作選シリーズは、数々の名作をまとめて読めるからお得！

http://www.hakusensha.co.jp/hbstation/selection/

16歳の誕生日に超能力に目覚めた沙耶。彼女を見守る謎のギリシア人。少女漫画界待望の伝奇ロマン｢アマテラス｣全頁改稿の大力作!!