ガリレオ8 禁断の魔術【読了】

週刊てるゆきv3

「もし自分のせいで殺人犯になりそうな人間がいたら、湯川はどんなふうに苦しみ、どうやって責任を取るだろうか?」 泣けるミステリー『ガリレオ8』読了。

ガリレオ8 禁断の魔術

短編と表題「禁断の魔術」と関係の深い「猛射つ」(中編?)のガリレオ8。

「容疑者X」という最高傑作から、続編へのハードルが高くなってしまい、続編については満足感が薄れていました。が、この作品で、見事、(個人的に)復活!といった内容でした!

「容疑者X」以上とはいえないまでも、「ガリレオ」のもつ世界観が広がった、新しい泣ける科学ミステリーという作品になったのではないかと思います。泣けるホテルミステリーのマスカレードシリーズなどとあわせて作者の新しい力が吹き込まれていると感じざるを得ません!

どう、つきぬけたか?

そう、今までは「謎・ミステリー」が中心に添えられていましたが8では、「探偵ガリレオ」そのものを描いています。もう、謎とかミステリーの枠を超えて、探偵ガリレオと周りの人間たちの生き方、そして、そこに込められた「生きる」メッセージ

容疑者Xでは「愛」をあたえてくれました。今回の「猛射つ」は、「勇気」を与えてくれる、そういう作品でした。

 

是非読んでみてください。

東野先生、ありがとうございました!

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てるゆき

「週刊てるゆき」執筆。映画・マンガ・本などインドアが趣味/株式会社ネクスト・アカデミー代表取締役/東京大学EDGEプログラムメンター/千葉大学非常勤講師/NPO78会