20名以上に及ぶ有識者や現場の声、最新のデータを織り交ぜながら、日本の教育が向かうべき方向を探る一冊『グローバル教育を考える』が株式会社アルクから発売されたのでご紹介します。
本の構成
I部「グローバル教育を考える」
英語教育、留学政策、初等中等教育の国際標準化、大学のオープン化と世界展開、入試改革に日本語教育など、様々な切り口からグローバル人材の育成を考えます。言語教育に限定せずに、広く取材先を求め、教育現場や産業界にみられる動きがまとめられています。
II部「グローバル社会で通用する英語」
アルク教育総合研究所が行なった「仕事で英語を使う人」に対する一般のイメージと実態のギャップをデータ化、その詳細が取り上げられています。仕事で英語を使う人の職業や業種、誰に対して、どんな英語を使っているのかをデータで明らかにしています。「英語使用者の4割弱がTOEIC600点未満の人(高得点者ばかりではない)」「内勤系(技術、企画、総務など)の人に英語使用者が多い(海外営業などはわずか)」「英語を使う相手はネイティブスピーカーとノンネイティブスピーカーに大きな開きはない」「仕事で英語を使っている人の約6割は主に日本国内で英語を学習」などの調査結果が明らかになりました。
商品情報
グローバル教育を考える
【URL】http://www.alc.co.jp/book/7015026/
【価格】2,376円
【サイズ】A5判型、200ページ
【対象レベル】レベルなし
【ISBNコード】978-4-7574-2639-9
【監修】アルク教育総合研究所
アルクとは
アルクは、1969年4月の創業以来、企業理念として「地球人ネットワークを創る」を掲げ、実践的な語学力を身につける教材の開発をすすめてきた出版社です。『ENGLISH JOURNAL』などの学習情報誌をはじめ、受講者数延べ120万人の通信講座「ヒアリングマラソン」シリーズ、書籍、eラーニング教材、各種デジタルコンテンツの提供など、語学分野における学習者向けの様々な支援を行っております。
URL:http://www.alc.co.jp/