【生きているということ、今、生きているということ・・・】ヘビロテ必須!佐藤浩市さん朗読「生きる」

言葉(ことば)の旅

谷川俊太郎さんの詩「生きる」を、俳優の佐藤浩市さんによる朗読する動画のご紹介です。

生きるということ・・・それは?

 

kizuna311 #07 佐藤浩市「生きる」朗読

2011/03/17 にアップロード

さまざまな人々に希望をつなげる[kizuna311]#07。 http://kizuna311.com/

俳優・佐藤浩市さんが朗読するのは、谷川俊太郎作「生きる」。

被災された方々、それを見守り心を痛める世界の人々へのメッセージとして、心を込めて­朗読しました。

今回、kizuna311のコンセプトに詩人・谷川俊太郎氏にもご賛同いただき、詩を­使わせていただいています。

一刻も早い復旧・復興をお祈りするとともに、たくさんの人々の心にその絆の輪が広がる­ことを願っています。

 

KIZUNE311について

URL:http://kizuna311.com/

東北地方太平洋沖地震の被害を受けた方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 そして、一刻も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。

この被害を目の当たりにして、私たちは、多くの人々がそうであるように、 いま、自分に何ができるだろうか?と、考えました。

そして、エンターテインメントに携わる人間として、 「自分に出来ること」を「全力でしよう」と、決意しました。

地震被害の拡大が伝えられる中でも、秩序ある行動をとる日本人に海外メディアは驚きと共に称賛し、復興努力を激励する論調が相次いでいます。こうした状況下で、私たちは改めて気づかされたのです。

いま、この国にある最高の財産は「絆」である、と。

この辛い現状をどう乗り越えていくか、そのカギは人と人との絆[kizuna]にあります。この力で、被災者の方々にとっての光となり得るようなコンテンツをボランティアで作り、そのコンテンツでさらに新たな「絆」を届けられないか、と考えました。

メディアには、それぞれの役割があります。 日々報道を続けるマスメディアの切り口とは違った、私たちならではの視点に立って、被災地に、そして世界中に、この絆[kizuna]の力を伝えていきたいのです。 “Tsunami”よりも、“Kizuna”という日本語を世界の共通言語にしたい・・・

そういう想いで、頑張っていきます。

 


 

「生きる」谷川俊太郎

 

生きているということ

いま生きているということ

それはのどがかわくということ

木漏れ日がまぶしいということ

ふっと或るメロディを思い出すということ

くしゃみをすること

あなたと手をつなぐこと

 

生きているということ

いま生きているということ

それはミニスカート

それはプラネタリウム

それはヨハン・シュトラウス

それはピカソ

それはアルプス

すべての美しいものに出会うということ

そして かくされた悪を注意深くこばむこと

 

生きているということ

いま生きているということ

泣けるということ

笑えるということ

怒れるということ

自由ということ

 

生きているということ

いま生きているということ

いま遠くで犬が吠えるということ

いま地球が廻っているということ

いまどこかで産声があがるということ

いまどこかで兵士が傷つくということ

いまぶらんこがゆれているということ

いまいまがすぎてゆくこと

 

生きているということ

いま生きてるということ

鳥ははばたくということ

海はとどろくということ

かたつむりははうということ

人は愛するということ

あなたの手のぬくみ

いのちということ