第一弾『はじめての土偶』の大反響を受け、土偶の伝道師・譽田亜紀子さんが見た目に面白い全国の土偶たちを50体厳選し、楽しいニックネームで紹介した『にっぽん全国 土偶手帖』をご紹介します。
全国の「ご当地土偶」を紹介!あなたの街の近所にも土偶がいるかも?
土偶といえば、東北・関東地方や長野県などが有名ですが、近畿・中国・四国・九州地方にも、オモシロ土偶たちがいました。
当時の人たちは、一体全体なぜ、このようなモノを作っていたのでしょうか。さまざまな解釈がありますが、本書では考古学の研究成果をもとにしつつ、誰にでもわかる言葉で紹介。また土偶や縄文をテーマにした旅や、考古学の扉を開くコラムも充実しています。それぞれの埴輪の特徴をつかんだユニークなニックネームにも注目!
監修
武藤康弘【むとう・やすひろ】
1959 年秋田県生まれ。85 年國學院大學大学院修士課程修了。97 年博士 ( 文学 ) 東京大学。87 年東京大学助手。99 年奈良女子大学助教授、2011 年同大学教授、現在に至る。少年時代から、曾祖父の血を引いた考古少年で、 秋田の山野で縄文土器や石器を拾いまくる。中学 3 年生の時に、秋田県湯 沢市の鐙田遺跡の発掘で、掘り出されたばかりのほぼ完形の結髪土偶を手にしたのが土偶との最初の出会いである。
著者紹介
譽田亜紀子【こんだ・あきこ】
岐阜県生まれ。京都女子大学卒業。フリーのライター。2010 年に出版された『奈良で「デザイン」 を考えてみました』取材中に奈良県観音寺本馬遺跡から出土した土偶に出会い、造形の素晴らしさに衝撃を受ける。2014年8月『はじめての土偶』(世界文化社)を上梓。現在、土偶女子として、ブログ、SNS、トークイベント、縄文ツアーの企画など土偶・遺跡の面白さを伝えるために活動中。
http://www.akiko-konda.com/
http://lineblog.me/kondaakiko/archives/38114388.html
書籍紹介
にっぽん全国 土偶手帖
発売日:2015年7月18日
定価:本体1,400円+税
判型:新書判
世界文化社HP→http://www.sekaibunka.com/