二軒茶屋です。
小説やビジネス書もいいですが、最近漫画はもはや昔のマンガの域を超えていますね。
正直、小説と同じくらい読み応えのある、クオリティの高い作品もちらほら出てきています。
漫画はモチベーションになったり、雰囲気を変えたり、気分転換にはもってこいの「道具」です(これは仕事上も極めて大切です!)。
数ある漫画の中でも、男性、女性問わず楽しめる漫画を3冊ほどご紹介いたします。
ハチミツとクローバー
これは僕の愛読書殿堂入りです。10回以上読み直したと思います。
美術大学のキャンパスを舞台にした、全員が片思いという甘酸っぱい青春もの。
学生がちょうど大人になるその瞬間を切り取った名作です。
登場人物も個性的で、自分の生き方や性格に合う人に感情移入すれば何パターンも物語を楽しめると思います。
単なる青春ものではなく、小説並みに言葉に重点が置かれ、読み物としても楽しめます。
笑いあり、なみだあり。ドラマ化、映画化、アニメ化と一世を風靡したこの作品。
男性も女性も、お気に入りの登場人物に感情移入しながら、是非原作で読んでみて下さい。
四月は君の嘘
いま連載している漫画の中でダントツで一番面白い(ワンピースより僕は好きです)。
女性向けの漫画と思っていましたが、月刊マガジンで連載してるんですね!男性誌です。
ピアノが弾けなくなったピアニストの高校生が立ち直り、再びピアノの道を歩んでいく話ですが、他の登場人物も個性的で、それぞれのストーリーが楽しめます。
暗すぎず、明るすぎず。『のだめカンタービレ』ほどコメディではなく、『三月のライオン』ほどシリアスじゃない。
第9巻の疾走感は圧巻で、まるで自分が観客になったかのように演奏が終わると席を立ち上がっていました。
本の中の、音のないコンサートを是非お楽しみください。
俺物語
「これ面白いよ」と薦められたものの・・・このジャケットで少女マンガ!どう考えても買う気になれませんでした。
勇気を出して買ってみたところ・・・抱腹絶倒!
恋愛漫画としては究極的にピュア。コメディ漫画としては極めて定番。なのに…読まずにいられない。
笑えて、ほっこりして、なにか憧れを持ってしまう。男性も女性も違うアングルで見てるのに同じ「ほっこり」感が味わえてしまう。
究極的に純粋な日本男児と、無垢な少女と、美青年が織り成す普通の日常を是非ご堪能ください。
まずは騙されて読んでみてください。