HERO、リーガル・ハイだけじゃない面白い『法廷映画』オススメ5選

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2014年、復活の木村拓哉主演の検事ドラマ「HERO」や、大人気の堺雅人主演の弁護士ドラマ「リーガル・ハイ」で法廷ものドラマの人気は最高潮ではないでしょうか。

ということで、今回は、そんな「法廷もの」のおすすめ映画5本をご紹介します。

痴漢冤罪がテーマの社会派映画「それでもボクはやってない」

テーマは「痴漢冤罪事件」。名作映画「Shall we dance?」の周防正行監督による、日本の刑事裁判や痴漢冤罪に疑問を投げかける社会派ドラマ映画です。2007年公開作品。

加瀬亮さん演じる、就職活動中の金子徹平が、満員電車で痴漢に間違えられて現行犯逮捕される。取調べで無罪を主張するが・・・

弁護をする弁護士役には、役所広司さんと瀬戸朝香さん!

リーガル・ハイも通じるジャパニーズ法廷ドラマの決定版。裁判シーンも見どころです。

暗いのは・・・重苦しいのはちょっと・・・といわず。まずは本作品をみて、法廷映画にハマっちゃいましょう!

 

心神喪失者ノ行為ハ、罰セス 心神耗弱者ノ行為ハ、ソノ刑ヲ減軽スル 映画「39 刑法第三十九条

日本の刑法第三十九条とは、「心神喪失者の行為は罰せず、心身耗弱者の行為はその刑を軽減する」という法律です。

特に心神喪失と認定された場合は、不起訴になるか、起訴されても無罪となるということを題材にして、問題提起をした日本映画作品。堤真一さん演じる容疑者・柴田にこの法の適用をめぐり物語が進んでいく、法廷ものサイコサスペンス邦画。1999年公開作品。

 

殺人事件の審議を巡る陪審員達の手に汗握る法廷劇の傑作!「十二人の怒れる男」

法廷映画の最高傑作といわれる本作品。アメリカの陪審員制度の問題や本質を描いています。古い映画作品ですが、役者たちの演技に魅了されます。監督はシドニー・ルメット監督。

内容は、裁判での12人の陪審員たちの討論を描いた法廷ドラマ。
殺人容疑の青年に対し11人の陪審員が有罪と判定するが、ひとりの陪審員が異議を唱えたことから白熱の討論が始まっていく・・・

日本では、1959年に公開されました。

 

悪魔祓い X 法廷ドラマ映画「エミリーローズ」

超科学を題材にしたアメリカの法廷映画。

エクソシスト(悪魔祓い)の神父の弁護人を中心に物語は展開していきます。問題となる悪魔祓いの儀式の後、エミリーが死亡、起訴されたムーア神父。その超常現象を扱った裁判の行方はどうなっていくのか。ラストのラストまでご堪能ください。2005年公開作品。

 

もしも、日本に、陪審員制度があったら?脚本 三谷幸喜が贈る名作法廷コメディ「十二人の優しい日本人」

三谷幸喜の傑作法廷映画。上述の名作『十二人の怒れる男』をモチーフにして、まだ、陪審員制度がなかったころの日本で、陪審員制度があったら?という設定です。物語は、十二人の怒れる男とは全く逆にする遊び心たっぷりの映画です。

是非「十二人の怒れる男」を見てから、見るのをおすすめします。

1991年公開の法廷コメディ映画。

おまけ:法廷もの裁判テレビゲームといえば!逆転裁判