【この世界の片隅に】一度は見ておきたい!!日本の戦争を知る映画7選

戦争・平和

広島、呉を舞台に、戦争のあの日を描いた映画「この世界の片隅に」が2016年11月12日より全国で公開されました。100年後に伝えたいそんな映画でした。

ということで、今回は、日本での戦争、第2次世界大戦・大東亜戦争(太平洋戦争)をテーマにした映画作品6つをご紹介します。

 

大東亜戦争(太平洋戦争)について

「大日本帝国」と英国・米国・オランダ・中華民国などの「連合国」との間に発生した戦争の呼称。期間については、「真珠湾攻撃・マレー作戦・開戦の詔が出された1941年12月8日から大日本帝国政府が降伏文書に調印した1945年9月2日」とするのが一般的とされている。

僕は死んだ。で始まる幼い兄妹のせつない物語「火垂るの墓」

キャッチコピーは、「4歳と14歳で、生きようと思った」、物語の舞台は、兵庫県神戸市と西宮市近郊。

野坂昭如氏の短編小説で本人の戦争原体験を題材した作品で、スタジオジブリによって映画化されました。公開は1988年。

ストーリーは、戦火の中、親を亡くした14歳の兄と4歳の妹が、終戦前後の混乱の中を必死で生き抜こうとするが、その想いと努力は実らず・・・命が儚く散っていくお話です。「この世界の片隅」も非常に重なる部分の多い作品です。

2時間じゃおさまらないぜ!スピルバーグが世界へ届ける平和をつむぐ長編ドラマ「ザ・パシフィック」

プライベート・ライアンで戦争の悲惨さ、人間の愛、平和への希求を描いた。スピルバーグ監督&トムハンクスコンビがおくるテレビドラマシリーズ、映画3本分の重厚なドラマ映画です。原作は、元海兵隊員の現場手記などを元に3人の海兵隊の視点で太平洋戦争が描かれています。

終戦間際の沖縄上陸あたりの話が、少々短く、内容が薄く感じたのと、内容に違和感が残りました。が全体的にクオリティの高い作品に仕上がっています。旧作レンタルもありますので、シリーズ全巻、まずは御覧ください!

 

映画「永遠のゼロ」- 第38回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品

2013年12月21日公開2014年邦画興行収入第1位を記録し、日本アカデミー賞最優秀作品賞も受賞しました。

物語は、司法試験に落ち、仕事が決まらないでもやもやする佐伯健太郎は、自分と祖父・賢一郎には血のつながりが無く、本当の祖父の存在を知ることになる。それをきっかけに、その祖父のことについて調べ始まるところから始まります…

キャッチコピーは、60年間封印されていた、大いなる謎ー時代を超えて解き明かされる、究極の愛の物語」

 

ゼロ戦設計者が主役「風立ちぬ」- 監督・脚本・原作 宮﨑駿

『宮崎駿の漫画『風立ちぬ』を原作としたスタジオジブリ制作の映画。2013年公開。ゼロ戦の設計者・堀越二郎と作家の堀辰雄をモデルに、1930年代の日本で飛行機作りに情熱を傾けた青年の姿を描きました。キャッチコピーは「生きねば。」

【ストーリー】

かつて、日本で戦争があった。

大正から昭和へ、1920年代の日本は、
不景気と貧乏、病気、そして大震災と、
まことに生きるのに辛い時代だった。

そして、日本は戦争へ突入していった。
当時の若者たちは、そんな時代をどう生きたのか?

イタリアのカプローニへの時空を超えた尊敬と友情、
後に神話と化した零戦の誕生、
薄幸の少女菜穂子との出会いと別れ。

この映画は、実在の人物、堀越二郎の半生を描く─。

1945年8月15日、終戦。その1日を描いた「日本のいちばん長い日」

1945年8月15日、終戦。その前夜、日本で何が起こったのか。
昭和天皇や閣僚たちが御前会議において降伏を決定した1945年(昭和20年)8月14日の正午から宮城事件、そして国民に対してラジオ(日本放送協会)の玉音放送を通じてポツダム宣言の受諾を知らせる8月15日正午までの24時間を描いた映画。2015年版と1967年版の2回映画化されています。

太平洋戦争末期、戦況が困難を極める1945年7月。連合国は日本にポツダム宣言受諾を要求。 降伏か、本土決戦か―――。

連日連夜、閣議が開かれるが議論は紛糾、結論は出ない。 そうするうちに広島、長崎には原爆が投下され、事態はますます悪化する。 “一億玉砕論”が渦巻く中、決断に苦悩する阿南惟幾(あなみ これちか)陸軍大臣(役所広司)、国民を案ずる天皇陛下(本木雅弘)、聖断を拝し閣議を動かしてゆく鈴木貫太郎首相(山﨑努)、 首相を献身的に支え続ける迫水久常書記官(堤真一)。

一方、終戦に反対する畑中健二少佐(松坂桃李)ら青年将校たちはクーデターを計画、日本の降伏と国民に伝える玉音放送を中止すべく、皇居やラジオ局への占領へと動き始る・・・。

アメリカがつくった太平洋戦争映画「硫黄島からの手紙」

クリント・イーストウッド監督が、硫黄島の戦いを日本側の視点から描いた戦争ドラマ。2006年公開。アメリカの視点で描かれた「父親たちの星条旗」の2部作。双方の視点からにより、戦争の正義とは何か?戦争の悲劇を描いた作品です。

キャッチコピーは、世界が忘れてはいけない島がある。しびれますね。

 

「男たちの大和」ー 戦艦大和”菊水作戦”を描いた作品

辺見じゅん著『決定版 男たちの大和』原作とした映画。2005年公開作品。

太平洋戦争末期、連合国軍の沖縄諸島方面への進攻(沖縄戦)を阻止する目的で実施された日本軍の特攻作戦(菊水作戦)における戦艦大和の乗組員の生き様を描いています。

キャッチコピーは、「もう会えない君を、守る。」

 

まとめ

いかがでしたか?アニメ作品が多い結果となりました。まだまだ、ご紹介したい作品がありますが、まずは上記を是非ご覧ください!