仕事も結婚生活も!女性のキャリアについて考える『第4回 楽しんで働いている女性にインタビュー自然体で部長を務める山田智恵さん』

女性のキャリア、働き方

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仕事も結婚生活も!女性のキャリアについて考えるシリーズ、第4回は、楽しんで働いている女性にインタビュー ~ 自然体で部長を務める山田智恵さん ~ をお届けします。

 

今回はこの方をご紹介させてください。

2回の転職を経て、現在は株式会社オプト ソーシャルメディア事業部で部長として働きながら、プライベートな時間にはオリジナルのリーダーシッププログラムの提供などを行っている山田智恵さんです。

今回は、なんと智恵さんの会社の方々にもお話をお伺いすることができました!

 

ご本人および会社の方々にお会いして感じたのは、智恵さんは、部下を褒めて伸ばし、任せるマネジメントを大切にしているのだなということ。もちろん、それには理由があるのです。

それでは、智恵さんのお仕事に関する「過去」「現在」「未来」、「プライベート」、「会社の方へのインタビュー」をご覧ください。

 

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過去


2回の転職を経て現職へ

1社目はご家族が経営する会社へ入社した智恵さん。いずれは経営に回ることを考え、MBAを取得しました。

ところがその後、会社が民事再生になったことから、安定を求めて大手印刷会社へ転職します。恵まれた環境に身を置くものの、3.11で命に限りがあることを実感した時に、よりチャレンジする人生を歩みたいと考え直し、退職。

そんな時、大学院時代のご友人から現在勤務している株式会社オプトへのお誘いを受けます。

今後伸びそうな新しい分野にチャレンジでき、自分の存在意義を感じながら働くことができる環境に魅力を感じ、入社を決意しました。

 

現在


大事にしているのは、新しい刺激を提供すること

会社では長い時間を過ごすので、「楽しさ」も大切にしたいと考えている智恵さん。

新しいチャレンジをすることも「楽しさ」のひとつだと考えています。チャレンジには、様々な不安や辛さなどが伴いますが、そんな辛さも含めた新しい刺激を一緒に働く人達に提供していくのが自分の役割だと考えているそうです。

「ユーモアがあって、笑わせることができるリーダーは素敵だなと思っています。」(智恵さん)

 

部下は怒らない。でも、自分自身は怒られることも多い。

「部下を怒らないので、周りからは『きちんと部下を見ていない』と注意されています。(笑)

なぜ怒らないのかというと、自分がこれまでに怒られてためになった経験がないからです。

もちろん必要だと感じた時に注意はしていますし、注意をした後の行動はしっかり見ています。」(智恵さん)

 

未来


将来は起業したい

今は、今後どんな事業を行おうか、アンテナを張っているところだそうです。

 

こんな人生にしたい

「エンパワーする側でありたいです。エンパワーできたと感じた時に自分も嬉しいので。おこがましいかもしれませんが、小さな壁や不安が原因で前に踏み出せずにいる方に、それを取り除くためのサポートをするのが好きです。」(智恵さん)

 

プライベート


現在は独身だという智恵さん。どんな男性が好きか伺いました。

 

素直な人が好き                 

「大人になると色々な知識や経験でブロックをかけてしまうことがありますが、素直にものを感じることができる人は素敵だと思います。」(智恵さん)

 


智恵さんについて多角的に知りたいと考え、今回は株式会社オプトさんへ潜入取材!
同じ会社の方々にお話を伺うことができました。
お話は、智恵さんの人柄から会社のあり方まで広がりました。

 

<取材協力>

- 執行役員 中野宜幸さん(智恵さんの上司)

- コンテンツマーケティング部 渡部琴菜さん(現在は別の部署で働く智恵さんの元部下)

- ビジネスサービス本部 コーポレートデザイン部 兼 社長室広報 田中絢子さん(智恵さんを慕う後輩)

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 智恵さんは怒らないそうですね?

渡部さん:

2年以上山田の直属の部下として働いていましたが、怒られたことはないですね。ただ、「もっとこうしたほうが良いんじゃない?」というアドバイスをもらうことはあります。

 

中野さん:

褒めて伸ばすマネジメントをしていますね。

彼女の部下はメディアへ露出していくことも多く、そんな部下に嫉妬する上司もいるものだと思いますが、山田はむしろ「どんどんやって」と応援しています。一人ひとりの才能を上長である山田が誰よりも認めて背中を押してあげるのが上手なので、部下たちはチャレンジ環境をたくさんもらっているのではないでしょうか。

ただ、ビジネスでは特に部下が新人ビジネスマンの場合などは叱るべき局面もあると思うので、それが弱みになっている場合もあるかもしれません。

 

 智恵さんはどんな人ですか?

渡部さん:

一言で表すと「チャーミング」です。普段の会話から、やはり経験や視座が違うと感じますが、その上でのチャーミングさを持っていると思います。天然な一面もありますけど、それでもみんなが尊敬しています。

 

中野さん:

今朝は会議の前にリンゴをかじっていました。(笑)オフィスで朝食として、リンゴをかじっているなんて普通ではないので、突っ込みを入れたら「あ、すみません。無農薬です!」という答えが返ってきました。突っ込みに対して、「無農薬です!」と答えてしまうところもなんだか山田らしいなと思い思わず笑ってしまいました。

 

田中さん:

私はプライベートの話をすることも多く、そんな時はカジュアルに恋愛相談にも乗ってくれますし、いつも前向きで背中を押されるようなアドバイスをもらっています。

 

 智恵さんのどんなところを見習いたいですか?

渡部さん:

作業ではなく考え方を教えてくれるところです。

作業自体というより、「なぜこの選択をするのか、仕事をするのか」という考え方を教えてくれるので、今の業務でも活かせることが多くありがたいです。また、「これもいいね、あれもいいね」と何事もポジティブに捉えてくれます。

一方で、ネガティブな指摘は少ないので、私の弱い部分については山田以外の者から指摘を受けることが多いです。

山田は中長期的な視野で動くことが得意な人だと思います。ビジョンを描くことが得意なので、それを実現させるための細かな部分は他の誰かがサポートしているように思います。

 

田中さん:

発想が人の2~3歩先を行っているので、他の人にはない刺激を受けています。以前、ボストンに女性のリーダーシップを学ぶため、山田が現場を1ヶ月離れ、留学したことがあります。帰国後、その内容をワークショップ形式の研修としてフィードバックしてもらいました。その内容はもちろん、会社に在籍しながら留学してしまうといった行動にも影響を受けました。

 

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 では、智恵さんに直してほしいことやさらに力をつけてほしい部分はありますか?

中野さん:

右脳肌なので、左脳肌が強くなるとより幅が広がるのではないでしょうか。

新しいことをどんどん提案してくれるのが彼女の強みで、そのひらめきは素晴らしいと思っていますが、ことビジネスでは感覚で言っているだけと受け取られてしまうことも少なくありません。根拠や事実など、それを裏付けるものとセットで話を持ってきてもらえると良いですね。彼女自身がより高みを目指していくという意味でもこの点についてさらに力をつけてもらえると良いなと思います。

 

 智恵さんに今後期待していることはありますか?

中野さん:

先ほどの“ひらめき”と表現した部分ですが、次の潮流を見極めることのできる先見性をこれからも伸ばしていってほしいです。ソーシャルメディアという新しい領域を担当しているので、この強みはどんどん活かして欲しいです。また、スキームやフローの構築が得意なようで、彼女自身が取締役を務めるシャトルロック社(https://www.shuttlerock.co.jp/)からも高い評価を得ていました。

あとは、スタートさせた事業をどうスケールさせていくか、というところでパフォーマンスを発揮していくことを期待しています。

今行っている新しい事業がいずれ世の中で「当たり前」になった時に、どのように収益を上げ、ビジネスとしてどう成り立たせるかもセットで考え、事業としてさらに光らせてほしいです。

 

 貴社には、女性がマネージャーになることへの課題は何かありますか?

田中さん:

男女によってチャンスに差があるということはほとんどありません。ただし、マネジメントを担いたいという気持ちを持っている女性が男性と比べると少ないように思います。

 

中野さん:

女性がマネージャーになるということだけでなく、男女関わらず子供がいる人や親の介護をしている人など色々なバックグラウンドを持った人が活躍できる会社を経営陣としても作っていきたいと思っています。私は、唯一子どもを持ちながら共働きをしている役員です。性別も含め、まずは役員に違うバックグラウンドを持つ人が増えることで、会社としての選択肢もどんどん増えてくるのではと思いますし、そうした意見をもっと私自身が言っていこうと思っています。

経営陣としても色々なケースを知り、色々な人の気持ちがわかるようにしていきたいと思っています。

 

取材を終えて


「えっ、良いんですか?ありがとうございます!」

これは、私が智恵さんに「会社の方にもインタビューさせていただけますか」とお願いした時の智恵さんの言葉です。

「自分の悪い部分も、勉強になるので聞いてみたいです」と言ってくださいました。

 

智恵さんは、役職がある立場でありながらも、感情を殺してロボットのように仕事をするのではなく、仕事を通して色々な感情を味わうことを面白いと考えているのだそうです。

感情に流されないようにコントロールしながら全体のバランスを見て仕事をすることができる男性を心から尊敬していた私にとっては、新鮮な驚きと発見がありました。

 

一般的には、「感情で動く」と言われる女性と、「理性で動く」と言われる男性。

それぞれがお互いの長所を活かして活躍していった先には、どんな未来がやってくるのでしょうか。

 


山田智恵さんプロフィール

■ 現在の仕事・活動

株式会社オプト ソーシャルメディア事業部 部長

– ソーシャルメディアの活用法を企業に提案する仕事やユーザーコンテンツに関わるマーケティングを行う。

シャトルロックジャパン株式会社 取締役

– ソーシャルハブ構築システムの日本の代理店責任者。上記オプト社のジョイントベンチャー。

JWLI(Japanese Women’s Leadership Initiative/日本女性リーダー育成支援事業) 第7期フェロー

– 若手マネージャーの育成のためのワークショップを多数行う。

 
■ 職歴  

1社目  株式会社インクス 新規事業開発

大学院へ 應義塾大学院経営管理学科にてMBA取得

2社目  凸版印刷株式会社 ブランドコンサルタント

現在   株式会社オプト ソーシャルメディア事業部 部長(現在の仕事内容参照)