怖いミステリートップ作家「貴志 祐介」入門BEST3冊

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貴志 祐介って?

貴志 祐介(きし ゆうすけ)は、日本の小説家。 映画「悪の教典」、ドラマ「鍵のかかった部屋」など映像化もたくさんもち、ISOLA・黒い家・天使の囀り・悪の教典といったホラーミステリーのヒット作を世に出す売れっ子作家。1996年に『ISOLA』が第三回日本ホラー小説大賞長編賞佳作受賞、『十三番目の人格―ISOLA―』と改題され、角川ホラー文庫より刊行。翌年『黒い家』で第四回ホラー小説大賞受賞、100万部を超えるベストセラーとなりました。

そんなホラーミステリー小説家「貴志 祐介」の入門にオススメの3冊をご紹介します。

 

青春ミステリー「青の炎」

ジャニーズ「嵐」の二宮さん主演で映画化されても話題。家族を守りたい秀才高校生である主人公と、高校生であるがゆえの純粋さと未熟さ・危うさを描いた青春ミステリー。

内容(「BOOK」データベースより)

櫛森秀一は、湘南の高校に通う十七歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との三人暮らし。その平和な家庭の一家団欒を踏みにじる闖入者が現れた。母 が十年前、再婚しすぐに別れた男、曾根だった。曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振る舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとしていた。警察も法律 も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意する。自らの手で曾根を葬り去ることを…。完全犯罪に挑む少年の孤独な戦い。その哀切な心象風景を精妙な筆致で描き上げた、日本ミステリー史に残る感動の名作。

 

怖いミステリー デビュー作「ISOLA」

心理をとりあつかったホラーサスペンスもの。とにかく怖くて、続きが気になってしょうがない。筆者がサイコホラーとホラーミステリーといった作品を確立するの最初の作品。

内容(「BOOK」データベースより)

賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパスだった。その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災者の心のケアをしていた彼女は、 西宮の病院に長期入院中の森谷千尋という少女に会う。由香里は、千尋の中に複数の人格が同居しているのを目のあたりにする。このあどけない少女が多重人格 障害であることに胸を痛めつつ、しだいにうちとけて幾つかの人格と言葉を交わす由香里。だがやがて、十三番目の人格「ISOLA」の出現に、彼女は身も凍 る思いがした。第三回日本ホラー小説大賞長編賞佳作。

 

現代版密室ミステリー「硝子のハンマー」

「防犯探偵・榎本シリーズ」の第一作目。不気味だけど魅力的な今までの探偵とはどうも違う防犯を生業とする主人公が探偵となって事件を解決するシリーズ。フジ月9で、ジャニーズ「嵐」の大野さんが主演でドラマ化された作品。

ホラーは苦手って人は、まずはこの作品から読むとよいでしょう。

内容(「BOOK」データベースより)

日曜の昼下がり、株式上場を目前に、出社を余儀なくされた介護会社の役員たち。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、有人のフロア。厳重なセ キュリティ網を破り、自室で社長は撲殺された。凶器は。殺害方法は。すべてが不明のまま、逮捕されたのは、続き扉の向こうで仮眠をとっていた専務・久永 だった。青砥純子は、弁護を担当することになった久永の無実を信じ、密室の謎を解くべく、防犯コンサルタント榎本径の許を訪れるが―。

 

おまけ:映画でみるならこれ!

貴志祐介の作品を映画でみるなら、この3つ!