仕事も結婚生活も!女性のキャリアについて考える『第3回 楽しんで働いている女性にインタビュー 濱田真里さん』

女性のキャリア、働き方

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仕事も結婚生活も!女性のキャリアについて考えるシリーズ、第3回は、楽しんで働いている女性にインタビュー ~ アジアで活躍するフリーランスのようなビジネスパーソン 濱田真里さん ~ をお届けします。

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今回は、メディアの編集長である濱田真里さんをご紹介させてください。

 

真里さんは、大学3年生の時に1年間休学をし、世界22ヶ国を旅しました。

ご自身が就職活動中、海外就職の情報が少ないことに困った経験から、世界で働く日本人女性のインタビューサイト「なでしこVoice」(http://www.nadeshiko-voice.com/)を立ち上げます。これは、真里さんがプライベートで行っている活動で、実際に海外まで足を運び、インタビューした内容を掲載しているサイトです。大学卒業後は、通信事業会社、編集事務所を経て、現在は株式会社ネオキャリアの社員として、アジアで働きたい日本人を応援するサイト「ABROADEDRS(アブローダーズ)」(http://www.abroaders.jp/)の編集長を務めながら「なでしこVoice」の運営も続けていらっしゃいます。

 

そんな真里さんの、仕事に関する「現在」「過去」「未来」についてお話を伺ってきました。

 

現在


 「なでしこVoice」の運営は自己資金で

「なでしこVoice」の資金源はなく、費用はご自身で捻出し、取材活動もひとりで行っています。公平な取材をするために、今までスポンサーなどに頼るという選択肢はとらずに続けられています。海外取材時は、現地の知り合いに泊めてもらいながら、往復の飛行機代の約5万円〜10万円のみをご自身で支払っているのだそう。

サイト運営のモチベーションを伺ったところ、

「最初は、自分自身が『知りたい』という想いでやっていました。海外就職に関する情報がなくて困っていたので。

また、『こういう情報が欲しかった』というお声をいただく機会や、サイトを見て実際に海外に行った方々の声に支えられているというのもあります。自分にとって非常に学びが多い活動なので、ライフワークとしてこれからも続けていきたいと思っています。」と話してくれました。

 

「この活動は楽しすぎて、辞めようと思ったことはないです。『どうやって続けよう』っていつも考えていますね。

参加費をいただくイベントを開催することもありますが、収益目的でやってるわけではないので、収支はトントンくらいです。

『この方のお話をたくさんの人に聴いて欲しい!』という気持ちで、毎回ゲストの方と一緒にイベントを作っています。」(真里さん)

 

海外を見てきて、日本人の働き方について感じること

「日本はジェンダー的圧力が強いと思います。男性は家庭を守る大黒柱でなければいけないと考えていたり、女性は『結婚したら仕事を辞めれば良い』と考えている人がまだ多くいたりして、性別による役割分担が根強くある気がします。

でも、海外に行くとその考えが逆だったりするんです。

例えば、フィリピンでは、男性よりも女性の方が働いていて、管理職も女性の方が多かったりします。だから、海外に行くと、日本では当たり前だと思われていることがそうではなかったりするので面白いですね。」(真里さん)

 

アジアの他の国では、子育てがコミュニティーで行われている

「海外では女性がイキイキと働いていて、子どももたくさん産んでいるんです。

子育てをひとりでするのではなく、コミュニティーで育てる文化があります。

日本も、お母さんだけが子育てをするという風土は少しずつなくなりつつありますが、まだまだ保育園が足りないという問題があります。アジア諸国では、ナニーさん(※在宅や訪問でベビーシッターと家庭教師をする人)のサポートを受ける人が多くて、子育てをしながら仕事を続ける環境がかなり整っているように思います。

日本ではナニーさんへサポートをお願いしている方がいた場合に、『あの人自分で子育てしないの?』という目で見られてしまいそうな雰囲気がありますが、アジアの他の国々ではそういったことはなく、サポートをお願いすることが当たり前。そういう意味では、働きながら子育てをしたい女性に取って、アジアはすごく働きやすいと思います。マレーシア、タイ、シンガポール、インドネシア……どの国もそういった、ひとりでやらない子育てが当たり前になっていますね。」(真里さん)

 

フリーランスのように働いている今の会社

会社に帰属するビジネスパーソンではあるものの、現在の会社、ネオキャリア社からイレギュラーな働き方を受け入れてもらえている真里さん。

ネオキャリア社は、自由と責任はセットだという考え方のもと、きちんと結果を出せばある程度自己裁量で動く機会を与えてくれる会社なのだそうです。

フリーランスとして業務委託でやり取りしていた時期を経て、今年の7月からネオキャリア社の社員になりましたが、なんと、8月・9月はフィリピンに留学。フィリピンにいながら仕事を続けて、webサイトの運営やインタビューを行った結果、サイトのPV数は何倍にもなりました。会社は、結果につながる形で外部との交流を作っていくことに賛同してくれていて、とても理解をしてくださっているそうです。

 

元フリーランスだったからこそ、他部署の方と情報交換ができたり、社内の方と協力できたりする今の環境はとてもありがたいと感じていると話してくれました。

 

半事後報告だから周りを説得できるのかもしれない

これまで、会社や両親を上手に説得されている真里さん。その秘訣を伺いました。

「想いですね!あとは、お願いをする前に、『すみません、これとこれをもう予約して、こういうルートでこれをすることになったんですけど良いですか?』って、事後報告みたいに話をしてしまっています。」とのこと。

ある程度動いて、ある程度形になってきてから、状況とともに想いを報告しているそうです。

 

 

過去


 なでしこVoiceを広めるために行ったこと

「Facebookで、『いいね』をしてくれた方に直接メッセージを送ったり、直接会った時にサイトへの熱意を伝えたり。周りの方に声をかけていったら、その方々がさらに周りの方に声をかけてくれたことも。

『この方にお越し頂きたいな』とか『この方に合うんじゃないかな』というイベントもあるので、開催する時には興味を持って頂けそうな方に直接メッセージを送ったり、開催通知を送る時には全員に招待を送るのではなく、興味を持って頂けそうな方を選んで送ったりするなどの工夫をしています。」(真里さん)

 

 

未来


 人生は、一つひとつの選択が勝負

「自分の軸を持って生きていきたいと思っています。色々な情報があるけれど、最終的に自分の人生を大好きだったと言える人生にしたいです。一つひとつの選択が勝負ですよね。死ぬときに『I love my life.』と言いたいです。」(真里さん)

 

女性の自立が大切だと思う

「精神的自立と経済的自立が揃って初めて自分の足で立っていると言えると思います。

それができていないと、何かあった時に大切なものを守れないと思うんです。

女性の自立は、社会にとってすごく大切なことだと思います。」(真里さん)

 

 

取材を終えて


 
真里さんは、人懐っこさと聡明さが混じった、感じの良い女性。自然にファンを増やしちゃう、そんな魅力がありました。

 

素敵だなと思ったのが、真里さんと、真里さんが働いているネオキャリア社の関係です。

きちんと結果にコミットをすれば、どんな方法を取るかは任せてくれるそう。風通しが良くてとても働きやすい環境に魅力を感じ、会社にジョインしようと思ったと話してくれました。

仕事を人に任せたり自由を与えたりすることは、リスクと隣り合わせになるので、任せる側の度量が問われますが、会社側が社員を信じて任せ、社員側はパフォーマンスや結果で応えていく関係が築けているって理想的ですね。

 

人は、自分が決めたことや大事だと思うことに対してはものすごくエネルギーが出るものです。

だからこそ、会社は社員が何かにチャレンジする機会を奪って「転ばぬ先の杖」としての知恵を絞るよりも、どんどんトライしてもらって、「どうしたらうまくいくか」「どうしたら転びにくくなるか」を自分で見つける機会を提供し、仮に失敗することがあったとしても、「転んだ後の起き上がり方」を伝えていくことの方が大切なんじゃないかな、と思うのです。

企業の適材適所をサポートするコンサルタントの身として、ネオキャリアさんみたいな会社が増えていったらいいなあと、お話を伺っていてとても幸せな気持ちになりました。

 


濱田真里さんプロフィール

 

現在の仕事

株式会社ネオキャリア 海外事業部 「ABROADEDRS(アブローダーズ)」編集長としてアジア取材などを行う。また、「なでしこVoice」代表として海外で働く日本人女性のインタビューサイトを運営。

 

職歴

1社目  株式会社ネクスウェイ 営業

2社目  株式会社taraxa アシスタントエディター

現在   株式会社ネオキャリア フリーとして業務委託→正社員の編集ディレクター(現在の仕事内容参照)

 

 

 

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