こんにちは。高橋ゼミのYYです。
私が紹介する本は、『人口激滅―移民は日本に必要である』という本です。
この本は簡潔に言うと、現在日本の人口の減少が止まらない現実の中で筆者の毛受敏治は移民受け入れの推進派として移民の必要性を説いていく話です。筆者は移民をしなかった未来の日本と移民をした未来の日本をフィクションで描いていきます。
話の中で外国人受け入れの成功の条件の1つとして日本語を学ぶ意欲と子供の教育に熱心である外国人を受け入れ国内で日本語教育を徹底することを挙げており、欧州移民の問題点から教訓を得ています。自分自身の考えとして、言葉が通じれば地域の分断と言語の落ちこぼれによる貧困の連鎖も防ぐことができるのではないかと思いました。
そして、この本では移民のメリットを多数紹介しており、移民を受け入れることで日本の明るい未来もあることが分かりました。特に移民を受け入れた未来の日本と受け入れなかった未来の日本をフィクションで分かり易く書かれており、言葉にも説得力もあり移民反対派の方ももしかしたら賛成派になるのではないかと思いました。
是非読んでみてください。
BIRDY meets 高橋ゼミ
「BIRDY」コラボーレーション・ブクログとして、跡見学園女子大学の高橋ゼミのブクログ情報を提供いただき、掲載しています。
この記事に関するお問合せは、BIRDYお問合せページにてご連絡ください。