こんにちは。高橋ゼミのナツミです。
今回ご紹介する本は、ルイス・キャロルさんの『不思議の国のアリス』です。
ディズニーでおなじみのこの物語。
けれど、皆さん内容を知っているだろうか?
私は、最初の部分の内容しか知らなかった。
このお話は、イギリス数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンがルイス・キャロルの筆名で書いた。知人の少女アリス・リデルのために即興でつくって聞かせた物語が元で、キャロルはこの物語を手書きの本にし、彼女にプレゼントする傍ら、知人たちの好評に後押しされて出版に踏み切ったものだ。
本ができるまでのいきさつも初めて知り、本にしようと思いこの物語が生まれたわけでなく、ふと思い浮かんだものがこうして長年読まれていると知ったら、尚更面白いなと感じた。
大学の授業で、猫が言った「それは、あんたがどこへ行きたいかによってちがうさ」の意味を考えたことがあった。ただのセリフの一つにずぎないが、深読みをすれば、私たちはどちらの方向に進んでも、そこに“何か”は必ずある。行きたいものが決まっているなら、そこに進むだけ。決まっていないなら、遠回りだとしても、興味があるほうに進むべきである。という風に私は解釈した。
面白い物語だが、でてくる言葉になにかメッセージがあるようにも感じる。
ぜひ皆さんも読んでほしい。
(文:ナツミ)
書籍情報
内容紹介
「不思議の国のアリス」の始まりは、たった一人の少女のために作られた手作りのプレゼント・ブックでした。この史上最高のプレゼント・ブックを復刻。キャロル直筆の原本と解説・全訳の2巻セット。91年刊の新装版。
BIRDY meets 高橋ゼミ
「BIRDY」コラボーレーション・ブクログとして、跡見学園女子大学の高橋ゼミのブクログ情報を提供いただき、掲載しています。
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