本ページは、女子大学生向けに痴漢などの脅威から身を守るための「防犯対策」のまとめページです。跡見学園女子大学の高橋ゼミによりまとめられました。
ごきげんよう。私たちは跡見学園女子大学高橋ゼミ【女性と法ゼミ】です。
私たちは今回、女子大生の防犯対策について、朝の登校時・学校にいる間、日中街中にいる間・学校やアルバイトからの帰り道の4つに分けて調べました。
それぞれどのような事が起こりうるのか、被害にあわないための対策、もしも被害にあってしまった場合にどうするべきなのかなどをまとめたので、これから大学に通う新入生や、現役大学生も参考にしていただけたらと思います。
朝の登校時の防犯対策について
痴漢について防犯対策
【痴漢のよくある遭遇ポイント】
・痴漢が多い時間帯 午前7時~8時
・ 痴漢されやすい場所 電車のドアの両脇
・ ターゲットは電車に乗る前のホームで見つけている
【痴漢対策】
・ 混雑する時間帯を避ける
・ 痴漢されやすいポジションは避ける
・ ホームに居る時から周囲をチェックする
・ 服装に気を付ける(露出は控えめにする等)
【痴漢被害にあってしまった場合の対策】
・ 防犯ブザーのアプリを入れておき使用する
・ 声を出す
学校にいる間の防犯対策
学校内の盗難について
私たちの学校内では盗難にあった話は、聞いたことがありません。それは、女子大で、学外者の出入りに対するチェックが厳しいからかもしれません。ですが、他の大学に通っている友人たちからは、色々聞いたことがありますので、それらをまとめてみました。
【遭遇ポイント】
盗難される可能性がある時間帯 9時~18時過ぎくらい
対象年齢 18~22歳くらい
【盗難について】
・どのようなときに起こるのか。・・・自分のかばんから目を離した隙。たとえば、トイレに行くときなどやお昼を買いにいくときなどに、鞄を教室の机に置きっぱなしにした場合。
・どのようなものが盗られるのか。…財布などの貴重品、パソコン、電子辞書等。
【対策】
・鞄を開けっ放しにしない。
・鞄を開けっ放しにしながら寝ない。
・貴重品を置いたまま席を離れない。
・話に夢中で鞄を放置しない。
・貴重品【財布・定期】、鍵、パソコン、電子辞書、金品になるものを他人に見える様に置きっぱなしにしない。(どうしても離れる場合はコートやマフラー、タオルなどで隠したりする)
・貴重品は必ず持ち歩く。
【盗難事件に遭遇した場合】
・すぐに事務室(学生課)に伝えに行く。→巡回が増え、その後の被害の拡大を防ぐことにもなる。
机に鞄を置きっぱなしにして財布だけ持って席を離れた間に定期券を盗まれてしまいました。
その盗まれた定期券はすぐに停止し再発行できましたが、もし財布など他のものが盗まれていたらと思うと怖いです。学校内だからといって安心して荷物を置きっぱなしにするのはやめて、ちゃんと持ち歩ききちんと自己管理を行うことが大切だと改めて思いました。
街中について
痴漢について
【遭いやすい人】
・おとなしめの人…大声で騒ぎだす心配がないため
・ファッショナブルな女性…流行に左右されやすく遊び人と思われて軽く見えるため
・姿勢が悪く、動き方がスムーズではない女性…自信がなさそうで、何をするにも鈍くて鈍感なイメージがあるため
・1人で電車に乗っている女性…1人でいるため気が小さくなりやすく大声をあげにくいため
・毎日、同じ時間の同じ車両に乗っている女性…1度成功したらターゲットしやすいため
おとなしめではなく、毅然としたはっきりと自分の意思をいえる女性を演じるべし!!
【対策】
・痴漢と自分の間にかばんをねじ込む
・防犯ブザーを携帯する
・痴漢はおとなしい女性で応酬されないと分かると行為がエスカレートする傾向があるため英字新聞や法律書を小道具に毅然とした態度を見せつけるのも有効である
盗難について
【遭いやすい物】
・バイク、自転車、車→チェーンや南京錠、アンカープレートをつける
・定期や財布、スマートフォンなどの貴重品→チャックのバッグにしまう、チェーンをつける
バックはリュックではなく、なるべく手持ちのものにして抱えて持つことが大事!!
私は懇親会で、少しお酒を飲み、お酒に弱いため、意識朦朧としながら、手に定期券を持ったまま歩いていたら知らない人にとられました。
後日定期券を再発行しました。普段の生活の中であっても、気を緩めることは、とても危険です。
帰り道について
【気を付けるべき場所】
・深夜の明かりの少ない場所
人通りも少なく、不審者に狙われやすい
・道幅が狭く人混みの激しい駅前、繁華街
多くの人が利用する場所ですので気を緩めて安心してしまう人も多い。しかし、その場所に不審者らしき人物が潜んでいても人混みに紛れ込んでいるため目立たず、危険を察知しにくい。
【対策】
・音楽を聴くのをやめておく
周囲への注意がどうしても散漫になりやすく、自分の身に危険が迫っていることに気付くことが出来ず犯罪に巻き込まれる危険性がある。
・携帯電話をなるべく使わない
夜の明かりの少ない場所だと携帯電話の光で自分の居場所が遠くからでも目立ってしまう。最近ではそのような状態が一番狙われやすいので気を付けたい。
【被害に遭った場合】
・家の鍵で相手の体を刺す
鍵は先が尖っているため相手にとってはかなりの打撃を与えることが出来るのでスキができ、相手がひるんでいる内に素早く逃げることができる。
このような瞬時の行動はなかなか難しいとは思うが、万が一に備えて家の鍵はすぐに取り出せる場所に閉まっておくと良い。
私はバイトや飲み会などで帰りが深夜の時間帯になった場合、必ず親に電話を掛け帰宅時間を伝えるようにしています。また、明かりの少ない夜道を歩いて帰らなければならない時は最寄りの駅まで親に迎えて来てもらっています。
このように親との間でルールを決め、犯罪に巻き込まれないよう対策をしています。
最後に
さて、ここまで読んでもらいましたがいかがだったでしょうか。自分に当てはまることがたくさんあったのではないでしょうか。
世の中には犯罪がとても身近に潜んでいます。普段から自分自身で気をつけなければなりません。これらの対策をぜひ取り入れて、普段の生活を有意義にお過ごしください。私たちの調べたことが、皆様の参考になり安全に過ごせることを祈っています。
これで私たちの記事を終わります。
BIRDY meets 高橋ゼミ
「BIRDY」コラボーレーション・ブクログとして、跡見学園女子大学の高橋ゼミのブクログ情報を提供いただき、掲載しています。
この記事に関するお問合せは、BIRDYお問合せページにてご連絡ください。
私は今まで痴漢などにはあったことはありませんでした。その為、特に痴漢の防犯への意識は持っていませんでした。
ですがある日の朝、いつも使用している電車内で痴漢の被害にあいました。満員電車でした。私は周囲に聞こえる声で、やめてくださいと言いました。その時に、きちんと訴えることが大切だと思いました。泣き寝入りにだけはならないように、声をあげる勇気を持ちましょう。