吐き気、頭痛、イライラ・・・「つわり」についての調査結果レポート

妊娠・マタニティ・出産

女性のカラダとココロの健康情報サイト『ルナルナ』シリーズで毎月行われている「みんなの声」アンケート調査。Vol.23アンケート「“つわり”について」の調査結果をご紹介します。

 

目次

妊娠がわかった喜びもつかの間、妊娠初期から多くの妊婦に起こる“つわり”という試練

妊娠・出産・育児までをサポートする健康情報サイト『ルナルナ ファミリー』のユーザーも、妊娠中に最もつらかったことに“つわり”をあげている人が多くいました。
そんな“つわり”経験がある『ルナルナ ファミリー』ユーザーに、対策や対処方法・アドバイスを聞いてみました。「胸やけ」「吐き気」「食欲不振」「眠気」など、様々な症状のある“つわり”を、上手に乗り切るヒントが見つかるかもしれません。

 

9割以上の人が“つわり”を経験!ごく少数の人はまったく症状がでないことも…

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Q1. “つわり”の経験はありますか?

まず始めに、妊娠中に“つわり”の症状があったか聞いてみました。

9割以上のユーザーが「はい」と回答し、ほとんどの人が“つわり”の経験があるという結果でした。
一方、少数ですが、“つわり”経験のない人もいました。大半の妊婦が“つわり”を経験する故に、それがない状況を不安に感じる人もいるようですが、“つわり”の症状は人それぞれです。“つわり”がまったくなかったり、非常に軽かったりすることもあるようです。
お腹で赤ちゃんが「胎児」と呼ばれるようになるのは妊娠8週(3ヵ月)を過ぎてからで、それよりも前の、妊娠4~7週(2ヵ月)では胎芽(たいが)と呼ばれ、頭殿長(とうでんちょう:頭からお尻までの長さ)は1.5㎝未満という小ささです。
“つわり”があると妊娠初期からお腹の中の小さな存在を意識しやすいですが、“つわり”がないとつい無理をしてしまいがちです。こんなに小さいながらもお腹に宿っている赤ちゃんの存在を忘れずに行動するとともに、“つわり”のない貴重なマタニティライフを楽しんでほしいと思います。

 

“つわり”の期間は個人差あり、妊娠16週を過ぎると落ち着く人もいれば出産まで続く人も!

Q2. “つわり”の期間はどれくらいありましたか?

次に、“つわり”が始まった時期とおさまった時期について聞いてみまた。
一般的に“つわり”は、妊娠5~8週から始まり、妊娠12~16週ごろにはほぼおさまると言われています。
今回の調査でも、 “つわり”の始まった時期は「妊娠4~5週(2ヵ月)」40.0%、おさまった時期は「妊娠16~19週(5ヵ月)」33.2%が最も多い回答となりました。
安定期といわれる妊娠16週を過ぎると落ち着く人が多いようですが、なかには「出産まで続いた」(6.3%)という回答もあり、個人差が大きいようです。

 

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【つわりが始まった時期】       【つわりがおさまった時期】

 

「吐き気」「頭痛」「イライラ」…“つわり”の症状は多種多様、体重管理に苦労することも…

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Q3.1 “つわり”の症状にはどんなものがありましたか?(複数回答)

では、“つわり”の具体的な症状について聞いてみました。

1位が「胸やけ・むかむか感・胃もたれ」78.9%、2位が「吐き気・おう吐」77.3%、3位が「においに敏感になる」67.2%でした。
一口に“つわり”といっても、吐き気・おう吐の様な「消化器症状」から、イライラや不安感などの「心理的不安定」まで、多岐にわたる症状があることがわかります。
自由回答では、唾液が多くなる「唾液過多」という回答が多く見られました。これは、唾液をたくさん飲み込んでしまって吐き気を催したり、就寝中も唾液が大量にあふれて眠れなくなったりといった、深刻な症状に悩まされる人もいるようで、「常に唾液を吐き出すための容器を携帯していた」という回答もありました。
また「食欲増進」をあげる人も多く、食事をしているので栄養面の心配はありませんが、「食べ過ぎて体重管理に苦労した」という意見もあり、やはり大変な症状のようです。
その他、「頭痛」「ゲップ」「胸の張り」「肌荒れ」「湿疹・かゆみ」「よく眠れない」「トイレが近い」といったさまざまな回答が寄せられました。

 

Q3.2 “つわり”の程度はどれくらいでしたか?
続いて、“つわり”の程度がどれくらいだったか聞いてみました。最も多かったのは、「症状はあるが、しばらく安静にしていれば落ち着く(日常生活にやや支障がある)」で41.9%、次いで「症状はあるが、普段通りの生活ができる」29.6%、「“つわり”の間中寝込むほどひどい(日常生活に支障がある)」24.3%と続きます。
普段通りに生活ができると回答した人が約3割だったのに対して、「日常生活に支障がある」「やや支障がある」を合わせ約7割もの人が、日常生活を送るのに何らかの支障をきたしたと回答しています。また、少数ですが入院が必要になった人もいるようです。

 

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「姉さん、ニュースです。」の「BIRDY NEWS」チームです。
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