『犬と私の10の約束』(川口晴)-高橋ゼミ・ブクログ

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こんにちは。高橋ゼミのリナです。

 

今回ご紹介する本は、川口晴さんの『犬と私の10の約束』です。

 

ある日、12歳になったばかりのあかりが学校から帰ってみると、庭の植え込みからヨチヨチ歩きの子犬が出てきました。犬を飼いたがっていたあかりは捕まえようとしますが、電話の音にビックリした子犬はどこかへ姿を隠してしまいます。しかもその電話は、母が倒れ、入院したという父からの知らせでした。

慣れない家のことや寂しさに向き合うあかりの心を支えてくれたのは、四月に知り合ったギターの上手な男の子、星くんでした。母のお見舞いに病院へ向かう途中で、ギターを聴いたり、寄り道をしたり、ふたりは楽しい時間を過ごします。

母が入院して数週間、函館の総合病院に勤める医師である父はいつも忙しく、日曜日も仕事。そんな朝、例の子犬がまた庭に現れました。そしてあかりは子犬を拾いました。

さっそく母のいる病院に子犬を見せに行くと、

「犬を飼う時は10の約束をしないといけないの」

と、母は言います。

  1. 私と気長につきあってください。
  2. 私を信じてください。それだけで私は幸せです。
  3. 私にも心があることを忘れないでください。
  4. 言うことをきかないときは理由があります。
  5. 私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています。
  6. 私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
  7. 私が年を取っても、仲良くしてください。
  8. 私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
  9. あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。
  10. 私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを

あかりは子犬と10の約束を交わしました。

あかりはその子犬を白い足にちなんでソックスと名づけました。そしてソックスはあかりにとってかけがえのない存在になっていきます。母が急死した時にも、片時も離れずあかりの悲しみを癒してくれたのはソックスでした。

しかし、恋をし、将来の目標に夢中になるにつれ、あかりはソックスの存在を邪魔に思うようになってしまいます。

ソックスとの10の約束を、あかりは最後まで守れるのでしょうか?

 

(文:リナ)

 

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▼2年実践ゼミナール 「働く女性と法ゼミ」 時事問題や女性を取り巻く法と会社法を学ぶ。 全員2週間のアカデミック・インターンシップを体験 インターンシップ先は、議員事務所、区役所、一般企業等。 ▼3.4年展開ゼミナール「企業法ゼミ」 会社法と金融商品取引法を学ぶ。 判例研究や、論文の輪読など。 (ゼミ員数 2年~4年、各学年15名前後)