『強運の持ち主』(瀬尾 まいこ)-高橋ゼミ・ブクログ

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こんにちは。高橋ゼミのミツキです。

 

今回ご紹介する本は、瀬尾 まいこさんの「強運の持ち主」です。

 

この本を選んだ動機

まず、私は「今日の占い」や「手相占い」など好きで、占いによって気分が下がったり、上がったりします。でも実際占いは、あたるとは限らないし、統計によって出された結果だったり、占い師独自の経験で結果が出されたりすることが多いと思います。それでも信用してしまうのは、コミュニケーション能力が高かったり、人生経験豊富そうだったりする占い師の方が多いからだと思います。この本は、元OLで営業の仕事をしていて、如何にもコミュニケーション能力が高そうな女性が主人公です。

この本を初めて読んだのは、高校生のときです。その頃は、実際に占い師に直接会ったことがなく、占い師はとても謎な存在でした。だからこの本は、占い師の裏側を知ることができるような気がして、興味がわきました。

 

内容

この本を軽く説明すると、父と母が離婚してしまうからどちらを選べばいいのかという小学生男子や、何度占いが外れてもやってくる女子高生などの悩みを抱える人々の背中を押していくお話です。

 

感想

読んでみて、サスペンスやミステリーのようにハラハラドキドキはしませんが、心がじんわりあたたかくなります。小学生男子の悩みは、まさかという展開でとても面白かったです。この本は、なんとなくほっこりしたいとき、寂しいと思っている人にお勧めします。

もとから大抵のことは、何とかなるだろうみたいな考えを持っていましたが、この本を読み、さらになんとかなるだろうという気持ちが強くなりました。だから、物事を深く考えすぎてしまったり、心配性の方にもお勧めできます。この本を読んで、占い師は結局コミュニケーション能力かと最初は思いましたが、この本の主人公は一人ひとりと向き合い、真剣に相談に乗っていて、さらに占いの世界が好きになりました。よかったら読んでみてください。

(文:ミツキ)

 

書籍情報

内容紹介

内容紹介

元OLが営業の仕事で鍛えた話術を活かし、ルイーズ吉田という名前の占い師に転身。ショッピングセンターの片隅で、悩みを抱える人の背中を押す。父と母の どちらを選ぶべき?という小学生男子や、占いが何度外れても訪れる女子高生、物事のおしまいが見えるという青年…。じんわり優しく温かい著者の世界が詰 まった一冊。

 

 

BIRDY meets 高橋ゼミ

「BIRDY」コラボーレーション・ブクログとして、跡見学園女子大学の高橋ゼミのブクログ情報を提供いただき、掲載しています。

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ABOUTこの記事をかいた人

▼2年実践ゼミナール 「働く女性と法ゼミ」 時事問題や女性を取り巻く法と会社法を学ぶ。 全員2週間のアカデミック・インターンシップを体験 インターンシップ先は、議員事務所、区役所、一般企業等。 ▼3.4年展開ゼミナール「企業法ゼミ」 会社法と金融商品取引法を学ぶ。 判例研究や、論文の輪読など。 (ゼミ員数 2年~4年、各学年15名前後)