こんにちは。高橋ゼミのMMです。
今回ご紹介する作品は『女性活躍に翻弄される人々』という作品です。
この本では現代を生きるさまざまな女性が描かれています。
憧れの管理職への昇進を拒む葛藤、やりがいと低賃金の狭間に生きる姿、「勝ち組」の敗北感、認められない家庭生活での活躍、そして男性をも襲う女性活躍のプレッシャー。「女性活躍」促進の期待が高まる一方、現代の女性は時代の押しつけに悩み、苦しんでいます。筆者の奥田祥子さんが行った長期官に及ぶインタビューにより、時代ごとの生き方トレンドに翻弄される人々の生きづらさの本質を解き明かし、それぞれが希望の見いだせる社会を考える、という本です。
最近メディアで言われている「女性が輝ける社会」とは女性管理職を増やすことや、子育てをしながら仕事もできるような社会とされていることが多いが、この本を読んで、本当の女性が輝ける社会とは、女性一人ひとりが自らの希望する道を歩み、その多様性を受け入れられる社会なのだと感じた。
また、私自身まだ仕事はしてないし、働いている人のつらさなどは分からないが、将来を考える良いきっかけになりました。
専業主婦になるのか、育児と仕事を両立するのか、独身で自分の時間を楽しむのか、ほかにも考えられる選択肢はありますが、どんな人生を選ぶにしても、何らかの形で自己表現をできればいいなと思った。
BIRDY meets 高橋ゼミ
「BIRDY」コラボーレーション・ブクログとして、跡見学園女子大学の高橋ゼミのブクログ情報を提供いただき、掲載しています。
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