【正義は一つじゃないんです】木村拓哉の代表作「HERO」名言ベスト20

2017年1月からTBSで新ドラマの主演が決定している木村拓哉さんの代表作「HERO」

木村拓哉さん演じる「久利生 公平」の型破りながらも、一本筋の通った正義感が多くの人の心を動かした「HERO」の名言をご紹介します。

型破りで正義感が強い、「久利生 公平」の名言BEST20をご紹介!

20位:

恋愛なんてワケ分かんなくなっていいんじゃないの。バカになっちゃって。だからいいんでしょ

19位:

取りあえず起訴っていうのはだめなんです。(中略)
それがどんな重大な事件だろうと、それこそ時効がせまっていたとしても。

18位:

被害者の味方できるの、検事しかいないでしょ。(中略)死んだ被害者は裁判で証言なんかできないんだから。変わりに声になってやれんの、俺らしかいないじゃん。被害者が一番きついに決まってるんだから

17位:

でもいいんじゃないの 仕事はちゃんとしているし、昔の仲間にあんなこと言われてもお前ブレてなかったもんな

16位:

甘く見ないほうがいいですよ。今までもそういう方たちたくさんいらっしゃいましたけど、覚せい剤を断ち切るのってめちゃくちゃ大変なんですよ。強烈に中毒性のある薬物ですし、あなたが思っているように簡単にはやめられないんじゃないですか。あなたはちょっとつまずいたって言ってますけど、あなたは大失敗やらかしてるんですよ。自分は大丈夫だ、すぐに立ち直れるって強がってる場合じゃないんですよ。

15位:

責任とか、メンツとか、そういうことうだうだ言ってるのウザイだけですから。仲間意識とかそういうのでやってないですから。本当のこと知りたいだけですから

14位

所詮法律ですしね。本気でその人を愛してたかどうかなんて分からないですから。だって、心の中なんて、人間なんて分からないじゃないですか

13位

いきなり何もしてない人を突き落とすような若者を、ここじゃ「未来ある若者」なんて言わねぇんだよ!

12位

まともに生きてねえ奴がまともに生きてる奴非難すんのおかしいだろう! 一番まいっちゃってんのは麻木のほうなんだよ。昔の仲間が犯罪者になってこんなところに来るなんて思ってなかったんだから。仲間裏切ったのお前のほうじゃんか。

11位

ご存知ですか? この国の法律って、被疑者の起訴、不起訴を決める権限を検察って組織じゃなくて、検察官個人に与えてるんです。これって、結構とんでもないことなんですよ。神様でもない俺たちが、その人を裁判にかけるかどうか決めていいんですから。


 

10位

機械が裁いているわけじゃないですからね。人間を裁くことが出来るのは、人間だけじゃないですかね?

9位

嫌われたらまずいんだろうなとか、
周りの人とうまくやらなきゃなとか、
俺の中にもありますよ。一応。
 
でも、事件に関わっている人にしてみたら、
そういうの全然関係なくないですか?
 
いや、事件の当事者は人生かかってるんですよ。
ヘタしたら命かかってるし。

ウソつけないでしょ。

俺たち検察なんだから。
やっぱ、事件には真っ正面に向き合っていかないとダメでしょ。

8位

俺、あきらめない事には絶対の自信がありますから。

7位

全部が全部うまくいくワケないでしょ。

6位

でも、宇野くんさ、俺たちの仕事に例外はないんじゃないの。責任とるべき奴に責任とらせるのが俺ら検事の役目でしょ

5位

人の気持ちを全部理解しようとする方が無理なんじゃないの?

4位

どんなことがあってもブレずにいられるから

3位
いま正義って言いましたけど、正義は一つじゃないんです。

僕たち検事は悪人を絶対に許さないという正義があります。

そして、弁護人には依頼主を守るという正義がある。

そして、皆さん。
裁判員の皆さんには、

僕らの主張をよ~く聞いてもらって、
法と良心に基づいた公平な判決を下すという正義があります。

みんな、それぞれの正義を信じて、それぞれの立場から被告人に光を当てることによって
真実を浮かび上がらせていく。

それが裁判なんです。

2位

俺たちみたいな仕事ってな、人の命奪おうと思ったら、簡単に奪えんだよ! あんたら警察も、俺たち検察も、そしてマスコミも。これっぽっちの保身の気持ちでな、ちょっと気ぃ弛めただけで、人を簡単に殺せんだよ! 俺らはそういうこと忘れちゃいけないんじゃないですか?

 

 

1位

でも、見えないものもあるんだろうなあ。今、こうやって見えてるものよりね、見えないもののほうが多いんだよ。きっと

 


「HERO」シリーズでは主人公の「久利生 公平」以外の登場人物も数々の名言を残しています。

また別の機会には各魅力的なキャラクターの名言もご紹介したいですね。

1月からの木村拓哉さんの新ドラマにも期待しましょう!

 

【2019年】大手カフェのコーヒーで安いのはどこだ!?【事件簿.001】

本ページは下記サイトに引っ越しました!

【2021年】大手カフェのコーヒーで安いのはどこだ!?

https://shuushuugirl.com/articles/Lc6MH

 

 

『スマホ廃人』(石川結貴)

こんにちは。高橋ゼミのアオイです。

 

今回ご紹介する作品は『スマホ廃人』という作品です。

現代の社会では、スマホは若者を中心に持っていることが当然のようになってしまったほどの普及率だ。しかし、深く考えてみるとスマホは最近登場したものである。私が小学生のころには折りたたみ式の携帯電話(通称ガラケー)しか持っている人はおらず、中学生のころにようやく所持する人が少しずつ増えていったという状況であったが大半の人が所持していたわけではなかった。このように所持する人が短期間で増加したため、スマホはわずか数年の間で日本の経済面でも、個人の面でも多くの恩恵をもたらした。

この本ではスマホの影響で「廃」への道に誘われる危険性について章ごとにまとめられている。近年ではスマホのアプリで配信される母子健康手帳により、今の乳幼児は母親の母体にいるころからスマホで管理されているという事例がある。また、最近ではスマホを子供に使用させることで騒ぐ子供を静かにされる親の例などが挙げられている。しかし、これは母親がいけないことをきちんと叱り、理解させるという過程を省いてしまっていると私は感じた。

そして、スマホの問題は徐々に深刻化している。しかし、その問題については「こんなタイプの人が依存する」という趣旨で個人的な問題として扱われがちだ、と筆者は主張している。そのうえ、2016年3月、LINE株式会社が13~69歳のスマホユーザーを対象に調査した、『世代間のニュースサービス利用に関する意識調査』を公表した。結果では「パソコン」が37%、「新聞」が29%に対し、「スマホ」でニュースを得る割合が84%であった。確かにスマホはパソコンと比較しても重量は軽く、また新聞と比べてもかさばらずに手の平に収まる大きさだ。そして空間を選ばず、簡単に操作ができる利点もある。そのため、私たちはスマホで得た皆がやっている、思っているという情報に弱くその内容の信憑性は軽視されていく。それゆえ、この本ではスマホに対しての冷静な視点や、客観的事実に向き合う必要性が説明されている。この内容を重視しなければ、想定外では済まされない未来が待っている恐れがある、と筆者は述べている。

スマホは早い速度で新しい機能を付けて進化していくため、いつかは自分がスマホに操られるという依存症になる可能性は誰しも起こりうる。この危険を回避するためにも、スマホはあくまで単なる道具であるという意識を、常に念頭に置いておく必要がある。

 

BIRDY meets 高橋ゼミ

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『金正恩 恐怖と不条理の統治構造』(朴斗鎮)

こんにちは。高橋ゼミのSです。

 

今回ご紹介する作品は『金正恩 恐怖と不条理の統治構造』という作品です。

この本を選んだ理由は、米朝会談もいよいよ実現化されそうな中でこれからの北朝鮮問題を追っていくためには今の北朝鮮を知る必要があると感じたからです。この本を読んで北朝鮮の現状や問題点が見えて非常に危うい国であることが分かりました。

まずは北朝鮮の現状と問題点についてです。今の北朝鮮は恐怖政治によって成り立っており金正恩氏が言ったことが全てとなる首領絶対独裁体制です。そのために洗脳政策を行い指導者を神格化するのですが、今の北朝鮮国民は口では「金正恩万歳」と言いながら心ではそんなことを思っていない面従腹背だというのです。

なぜそんなことになっているのでしょうか。その理由は大きく3つであります。それは金正恩氏自身の神格化が不完全であること、やりすぎた恐怖政治、携帯電話の普及にあると考えられます。1つ目の神格化が不完全なことには母親がかかわっています。金正恩氏の母が在日朝鮮人であるため偶像化が困難であることや側室の子どもであるため金日成と一緒に写っている写真がないことが関係しています。2つ目のやりすぎた恐怖政治とは、金正恩氏が猜疑心を消せず自分の意見に異を唱えた者はほぼ全員処刑してしまうことです。中でも民衆が動揺したのは金正日氏の側近でもあり彼の叔母の夫でもあった張成沢をも処刑して、その子どもまで全員銃殺したことです。3つ目の携帯電話の普及とは、富裕層の携帯電話の普及から情報遮断システムが限界を迎えていることも洗脳しにくくなっています。インターネットは繋がらないようになっており全ての携帯電話に盗聴器などが仕込まれていますが、それを掻い潜って禁止されている韓流映画やドラマを見る人が後を絶たず全てを取り締まることは不可能に近くなっています。これにより自分たちの世界と比較対象が出てしまいうまく洗脳されないのです。これらの結果、民衆は困惑・不信感を抱き徐々に愛国精神が薄れていっているのです。

最後に米朝会談が行われるとしたらアメリカに何を期待すればよいのでしょうか。それは圧力を加え続ける姿勢です。トランプ大統領になってから武力での圧力に力が入りました。この本を読むまではトランプ大統領の敵意むき出しの政策は戦争を引き起こしかねない危険なやり方だと思っていましたが、ここで北朝鮮に対して甘くでると絶好の機会を逃すことになりかねないと知りました。なぜならば北朝鮮は、今は戦争に勝てる見込みがほぼないからです。前述したように国民の愛国精神は薄れて一心団結は難しく、兵士も飢餓により戦える状態ではありません。肝心の核爆弾やミサイルもまだアメリカに届くものは恐らく完成していないと思われます。完成しているのならば実験を繰り返す必要はなく先制攻撃に反撃もしているからです。しかし、ここで甘い態度をとってしまうと研究が進み完成してしまいます。そうなったときにはアメリカや日本にとってとてつもなく不利な状況になってしまうのです。だからこそ今のうちに圧力をかけて降服させることが必要になるのです。

北朝鮮に圧力をかけることで日本も何かしらの影響は受けることになると考えられ、私たちも無関心ではいられません。そこで相手のことを知っておくためにも皆さんもぜひこの本を読んでみてはいかがでしょうか。

 

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『ブラック職場 ~過ちはなぜ繰り返されるのか~』 (笹山尚人)

みなさんこんにちは。高橋ゼミのMOEです。

私が紹介する本は、笹山尚人の『ブラック職場 ~過ちはなぜ繰り返されるのか~』という本です。

突然ですが、年次有給休暇という言葉を知っていますか?

世の中ではよく「有給」と呼ばれているものです。この本を読み、有給の意味を理解した私は有給があるのは正社員だけだろうと思っていました。

しかしその考えは間違いでした。みなさんは、私たちの様なアルバイト社員にも有給が発生する場合があることを知っていましたか?

人々は、労働法に従って働いています。しかし、世の中の労働者は私を含め、労働法を全く知らず働いている人が少なくありません。労働法を学んで得た知識は間違った上司や、間違った社会の常識から私たちを守ってくれます。

労働法を学ぶきっかけを与えてくれる本です。気になったら読んでみてください!

 

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『定年後 50歳からの生き方、終わり方』(楠木新)

こんにちは。高橋ゼミのHです。

 

今回ご紹介する作品は『定年後 50歳からの生き方、終わり方』という作品です。

定年後、それは人間の第二の人生といっても過言ではないだろう。職を失った人生をどのように充実させたら良いのか。

定年後は自由であるが定年で居場所を失ってしまっただけで「社会人として生きて行く」という義務は課されたままでとても不自然なように思える。

自由時間が増えてやりたいことがなんでもやれたり自由に旅行に行ったりすると思っている人が多いが人は社会と繋がっているために心の張りも切れてしまう人が多い。

この書籍には社会とのつながりを失った後の生活をどのように豊かにするかは50代からの準備にもかかっていると思わされる具体的内容も記されている。

役割のみに特化した生き方をすると組織も肩書きもなくなった時に苦労するのである。

 

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『マタハラ問題』(小酒部さやか)

こんにちは。高橋ゼミのリナです。

 

今回ご紹介する作品は『マタハラ問題』という作品です。

皆さん、マタハラという言葉は知っていますか?

マタハラとは、「マタニティハラスメント」の略であり、働く女性が、妊娠、出産、育児をきっかけに会社で精神的や肉体的に嫌がらせを受けることです。

解雇や雇い止め、自主退職の強要、正社員からパートに変更、減給など様々な不当な扱いをされます。

この本は、著書である小酒部さやかさんのマタハラ被害の実体験や他12人の実体験がリアルに書かれています。

マタハラ被害は、3人に1人が被害を受けていて、第一子の妊娠を機に6割の人が会社を辞めています。

会社の上司からは、「妊娠は諦めろ」「入社して1年は結婚するな」「妊娠したなら会社辞めれば」「仕事と妊娠とるのは欲張り」と本当とは思えないぐらい心無い言葉ばかり浴びせられます。

日本は、未だに女性は家庭、男性は仕事と根強く残っていることが大きな問題でもあります。

その他にも著書が設立したマタハラNETの経緯やなぜマタハラが起こってしまうのかが書かれています。

 マタハラは、私たち女性にとって大きな問題であり、日本の経済だけではなく、少子化も直撃する深刻な問題であると書かれています。これから、マタハラ被害者を出さないためにはどうするべきなのか考えさせられる本です。

女性だけではなく、男性上司にも読んでいただきたい本です。ぜひ読んでみてください。

 

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『ストーカー – 「普通の人」がなぜ豹変するのか』(小早川明子)

こんにちは。高橋ゼミのMです。

 

今回私が紹介する本は小早川明子さんの『ストーカー – 「普通の人」がなぜ豹変するのか』です。

この本の著者の小早川先生は、近年ストーカーによる事件がある中で、ストーカー問題などの相談・解決に実際に取り組んでいる書かれた本です。

ストーカー事件で有名なものや、ストーカーといっても様々な種類がありそれぞれの解説などをしています。

また、最近ではSNSが盛んになり、昔まではリアルな人間関係を背景にしたストーキングがSNSを介しての見えないストーカーになるなど新しいタイプのストーカーについても書いています。ぜひ、一度読んでみてください。

 

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『子どもに貧困を押しつける国・日本』(山野良一)

こんにちは。高橋ゼミのはるかです。

 

今回ご紹介する作品は『子どもに貧困を押しつける国・日本』という作品です。

この本について

私が紹介する本は光文社の「子どもに貧困を押し付ける国・日本」だ。著者は山野良一さんだ。山野さんは大学卒業後神奈川県庁に入庁し児童福祉相談所に勤務し、そのあとアメリカに行き児童保護局にインターンとして働いた。現在は「なくそう!子どもの貧困」という全国ネットワークを設立し、世話人になっている。

貧困とは

貧困の定義を説明できる人は少ないのではないだろうか。貧困とは大きく分かれて2つある。ひとつめは絶対的貧困だ。絶対的貧困とは、人として最低限の生活をも営むことができない状況のことを言う。ふたつめは相対的貧困だ。相対的貧困とは世帯の所得の中央値を下回っている人のことを言う。

内容

この本は貧困の中でも子供の貧困について書かれている。日本の子供の相対的貧困率は16.3%である。この数字を高いと思うか低いと思うか。実は16.3%は約6人に1人が貧困ということを示しています。人数でいうと325万人もの子供が貧困状態にいるのだ。貧困の悪循環。国の政策の問題点。また誰でも貧困になる可能性があること。貧困状態にいることの悪影響など貧困問題について深く書かれている。この本のいいところは、貧困の現状が数字や図を使ってわかりやすく説明されているところだ。貧困は他人事ではないことがわかる。ぜひ読んでみてはいかがだろうか。

 

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『若者の取扱説明書 「ゆとり世代」は、実は伸びる』(齋藤孝)

こんにちは。高橋ゼミのA.Kです。

 

今回ご紹介する作品は『若者の取扱説明書 「ゆとり世代」は、実は伸びる』という作品です。

「ゆとり世代」と呼ばれる最近の若者に対して、真面目だが消極的で覇気がないというマイナスイメージを持っている人は多いのではないか。しかし「ゆとり世代」は指導の仕方によっては驚くほど伸びるのだ。

著者は大学教授として若者の教育に長年携わっている。当初は彼らを目の当たりにし愕然としたこともあったそうだ。多くの若者と関わってきた著者によって編み出された指導が紹介されている。それは同調圧力を活用した「逆手指導ステップ」という方法だ。この方法は最近の若者の「自分だけ取り残されたくない」という気持ちをうまく使っている。大学生でいえば、皆が同じ課題を出され、それを皆の前で発表するという場合、必ずやってこなければならないし、学生は皆の前で恥をかきたくない、浮きたくないという気持ちが大きいため真面目にそのハードな課題をこなしてくるのだ。そして発表の上手い下手は別として必ず「褒めコメ」をすることで彼らに自信を持たせることが大切なのだ。

この方法を行うときは、明確な指示、期待感、褒めることが大事だと著者は言う。また、この方法は社会に出ても大いに通用するだろう。若者は指導が明確であればきちんとこなしてくるし褒められることで次も期待に応えようと思うため伸びる。この方法以外にもいくつか若者を指導する方法が紹介されている。

 

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『東京どこに住む?住所格差と人生格差』(速水健朗)

こんにちは。高橋ゼミのハルカです。

 

今回ご紹介する作品は『東京どこに住む?住所格差と人生格差』という作品です。

私が本を紹介する理由は2つあります。1つ目は自分が東京に住んでいてサブタイトルに書いてある住所格差と人生格差に興味が湧いたからです。2つ目はここでは東京がモチーフになっているけど、社会問題として地方人口減少が問題になっているのでこの本を読んだら何か原因がわかるかなと思ったからです。

この本は5章で構成されていてそのうちの第3章東京住民のそれぞれの引っ越し理由では定番の都会から田舎、田舎から都会または都会から都内西側へ引っ越した11人の事例が紹介されています。その中でも気になったのを紹介します。

 

郊外にマイホームを持つことに憧れ、新百合ヶ丘に念願のマイホームを建てて引っ越したAさん。しかし当時学生だったAさんは都内の学校に通うことが辛くなってしまい都心の広尾に引っ越しをしたことにより、長距離通学から逃れ、健康的な生活を取り戻すことができました。それからその悪夢はAさんの住む場所の考え方に影響を及ぼしています。

職業が書籍の編集者であったBさんは仕事が夜遅くまでずれ込むことや飲み会などで帰りが遅くなってしまうことが多かったので、夫婦で港区高輪タワーマンションに住んでいました。しかし、趣味のトレイルランニングをするための環境を手に入れるために鎌倉へ移住しました。メリットは都心暮らしの時に味わえなかった近所付き合いが生まれたということです。デメリットは遠距離通勤であることです。しかし通勤に会社まで1本でいける「湘南新宿ライン」のグリーン車に乗ることで朝の通勤をデスクワークの時間として有効活用したそうです。まさにライフスタイルとワークスタイルの変化の成功例だと思いました。

人が住む場所をもっと意識するのは引っ越しをするときかもしれないなと思いました。引っ越しのタイミングは就学・就職・転勤など受動的な移動が思い浮かぶと思いますけど、もっと主体的に移動をしてもいいのかなと思いました。そしてこのようにひとによって都心志向・地方志向で明白な違いを持っており、また都内でも西高東低という言葉があるように西側志向と東側志向といった趣向の違いがあるということが分かりました。

 

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『家事労働ハラスメント-生きづらさの根にあるもの』(竹信三恵子)

こんにちは。高橋ゼミのMNです。

 

今回ご紹介する作品は『家事労働ハラスメント-生きづらさの根にあるもの』という作品です。

この本を選んだ理由は、祖母が交通事故に合い1か月入院することになったとき休業損害として1日5700円支払われたことが印象に残り、なぜ1日5700円支払われる家事労働が日常では対価はいらないものと考えられているのか疑問に思ったからです。

この本は、誰もが必要とする「暮らしの営み」のはずの家事労働がなぜ正当に評価されないのか、不正当な分配がいかに生きづらさや貧困を招きよせていくか。家事労働ハラスメントの困難から抜け出す道を内外に探る話です。

著者である竹信三恵子さんが、家事を引き受けるべき性とされている女性だから女性の権利をするものではなく、客観駅な視点で書かれているところが良いと感じました。女性が社会で活躍するためには、本書のように現在の女性活用においてほとんど見て見ぬふりをされている、家事労働を誰がどう負担してくのかという問題について正面から問いたす必要があると思います。

家事労働ハラスメントは多くの人に関係があることです。しかし、家事労働ハラスメントという言葉は聞いたことはあっても、実際よく知らない人もいると思います。本書を読めば家事労働ハラスメントに対する理解が深まり、今までとは違う考え方も出てくるかもしれません。ぜひ読んでみてください。

 

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